恵比寿に居酒屋「amme（あめ）」がオープン。北海道の地方料理をアレンジした「ニューホッカイドウスタンダード」とweb戦略を武器に、悪立地にもかかわらず開業まもなく繁盛中！

立地の悪さをweb戦略でカバーし、開業後も好調な推移を見せる

店舗の入っている雑居ビルは、恵比寿駅からは徒歩3分ではあるものの、人通りの少ない裏路地で、店の入口自体も奥まったところにある。立地の悪さは否めない。佐藤氏は、「今まで経験してきた店舗が立地のいい場所ばかりだったので、逆にここで戦える底力をつければ、その先の展開にも役立つのではないかと思いました」と、語る。

集客の肝は、web戦略だ。佐藤氏は、以前から繋がりのあった関優司氏を迎え入れ、運営会社である志成NEXTの取締役社長兼web集客を任せる。「もともと関も営業畑の人間で、SNSなどの使い方もうまかった。彼の力で来店したお客さまの満足度を上げて、お店のファンになってもらうこと。シンプルですが、『来たお客さまにしっかり接客する』という『人と人のつながり』で常連さんを増やしていくつもりです」。この戦略は功を奏し、オープン直後の9月は、毎日満席となる大盛況。好調なスタートを切った。

空間はスタッフの竹鼻沙希氏がデザイン。自身がカフェ好きであることから、居酒屋らしかぬカフェのような落ち着く空間をイメージし、店内造作や調度品は木の設えでシックに統一。テーブル板の厚さにもこだわった

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