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スペシャル企画

類似業態が出てきてもストーリーまではパクれない――ありそうでなかった野菜炒め専門店「ベジ郎」が大ヒット!青果卸フードサプライが描くアフターコロナ戦略とは?≪FC加盟募集≫


業態は問題提起からつくるべし。ストーリーを備えた業態は強い

―早速、類似業態も登場しているようですが。

商品は真似することはできても、業態が持つストーリーはまでは真似できないと思っています。ここがミソなんですが、業態って問題提起から作るべきだと思うんです。「ベジ郎」は、「全国の農家さんの野菜を救うために八百屋が始めた野菜炒め専門店」が出発点にあります。このストーリーを謳うことができるのは、八百屋である当社だからこそ。

さらに、「野菜摂取による健康促進」も「ベジ郎」が担うべきミッションとして掲げています。厚生労働省によると1日350gの野菜を採ることが推奨されていますが、実際に日本人は280gしか野菜を食べていないそう。「ベジ郎」の野菜炒めは、「普通」で400gの野菜が入っており、1食でその量を超えることができる。「ベジ郎」で簡単に1日分の野菜を摂取できて、健康促進に寄与する。こうした社会的意義のある業態なんです。

多くのメディアにも取材していただけたのも、こうしたストーリーがあったから。集客に弾みをつけることができました。

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