目指すは「飲食業界のテスラ」。店舗運営からシステムまで自社で完結
FOODCODEの最大の特徴は、テクノロジーへの徹底したこだわりにある。多くの飲食店がデジタルツールを導入する場合、外部ベンダーのシステムを利用する中、同社はモバイルオーダーアプリからPOSシステム、店舗管理システム、さらには従業員のシフト管理や教育アプリに至るまで、事業に必要なソフトウェアをすべて内製している。
「料理と接客を人がやり、それ以外はテクノロジーで代替できる」という思想のもと、社内のエンジニアチームが開発を担う。西山氏は自社を「飲食業界のテスラ」と表現する。自動車の製造からソフトウェア開発まで一気通貫で行うテスラのように、FOODCODEもカレーの開発から店舗運営、システム開発を垂直統合で行う。これにより、現場の課題に対して即座に対応できる体制があり、高速でPDCAサイクルを回しながらサービスをブラッシュアップしている。例えば、社内試食会でオーダーシステムの使いにくさが指摘されれば、エンジニアがその場でパソコンを開いて修正するといった光景も日常的だという。
今後の展望として、まずは国内100店舗を目標に掲げる。展開エリアは東京のオフィス街が中心だが、住宅街への出店も否定はしない。その先に見据えるのは政令指定都市、そして海外だ。「海外に寿司が行って、ラーメンが行って、次に来るのはカレーではないか」と西山氏。野望としてはニューヨークでの挑戦に夢を馳せつつ、ビジネス的な観点からはインドネシア市場にも注目しているという。テクノロジーを武器に、日本のカレーを世界のスタンダードにすべく、FOODCODEの挑戦は続く。

写真右からFOODCODE CTOの平井祐樹氏、CEOの西山亮介氏、
(取材=大関まなみ)
店舗データ
| 店名 | TOKYO MIX CURRY 大手町カンファレンスセンター/TMCスパイスバル |
|---|---|
| 住所 | 東京都千代田区大手町1-3-7 大手町カンファレンスセンター B1階 |
| 営業時間 | 【昼】11:00〜14:30(LO14:00)/【夜】17:00〜22:00(LOフード21:00、ドリンクLO21:30) |
| 坪数客数 | 30坪 37席 |
| 客単価 | 3500円(TMCスパイスバル) |
| 運営会社 | 株式会社FOODCODE |
| オープン日 | 2026年7月1日 |
| 関連リンク | TOKYO MIX CURRY(HP) |
| 関連リンク | FOODCODE(HP) |

















