幡ヶ谷に「yum（ヤム）」がオープン。点心師が手掛ける本格点心と、ソムリエ厳選のワインをカジュアルに楽しめる店。こだわりを詰め込んだユニークな食体験でグルメスポット幡ヶ谷への浸透を狙う

また行きたいと思ってもらえる店づくりで、着実な地域浸透を目指す

オープンして2か月ほどで人気に火がつきだしている「yum」。その客層は幅広く、近隣住民の方が4割、外部から来るお客が6割程度で、老若男女問わず多くの方が来店。用途も多様で、デートや女子会、一人でふらりと訪れるなど、さまざまなシチュエーションで利用されている。酒を呑むだけではなく、しっかりと食事を楽しむことを目的に訪れる方が多いため、客単価は6000円ほど。お客からは「グルメスポットである幡ヶ谷でも、点心とワインをカジュアルに楽しむというコンセプトのお店はなかなかないので楽しめる」といった意見が多く、なかにはすでに5～6回リピートしているお客もいるのだとか。

今後については、「まずはきちんと地域に根付かせていき、継続させるのが一番の目標です。お客様がまた行きたいと思ってくれるお店にしていきたい」と話す二人。確かな腕と堅実にチャレンジしていく姿勢を持つ二人が提案する食体験は、今後も多くの人を楽しませるだろう。

左：点心師の西原みのり氏。右：ソムリエの渡邉與義氏

（取材＝吉田真琴）

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