「焼鳥 とり藤 五反田店」がオープン。大阪飲食の雄、オーゼットカンパニーの創業ブランドの東京1号店を、元キリンビール営業マンが手掛ける！

大阪の有力飲食グループ、東京では中目黒「オカモ倶楽部」が大ヒット

オーゼットカンパニー（大阪市福島区）は、いま大阪の飲食シーンを盛り上げる飲食グループのひとつだ。代表はお笑い芸人だった岡本匡洋氏。2001年、19歳の時に飲食店経営をスタートし、現在は「焼鳥 とり藤」や「焼肉 肉どうし」、「魚屋 十忠八九」といった多彩な業態を展開する。2018年には大塚のれん街に「魚屋 みらく劇場」をオープンし東京進出を果たす。さらに2021年に中目黒に出店した「魚の店 オカモ倶楽部」が大ヒットし、一躍、東京でもその名を広く知らしめた。

今回、五反田にオープンした「焼鳥 とり藤 五反田店」は同業態の東京1号店。直営ではなく、NewgateがFCとして運営する。同社代表の田中駿平氏は、キリンビールを脱サラし飲食店経営へと転身した異色の経歴だ。

田中氏は大学卒業後の2017年に新卒でキリンビールに入社。大阪で業務用の営業に配属され、その際に出会ったのがオーゼットカンパニーの岡本氏だ。「なんとか岡本社長との接点をつくろうと、あの手この手で近づきました。電話ではアポを断られてしまうので、出待ちしたりしましたよ」と田中氏は当時を振り返りながら笑う。

五反田駅から徒歩５分ほど、目黒川沿いに立地。ファザードの「焼き鳥」の大きな文字が存在感を放つ。川の向こう側にはタワーマンションが立ち並び、土日の地域住民利用もにらむ

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