門前仲町に「Wine Stand Alfie（アルフィ）」が開業。富士屋本店や豪州のワイナリー、ルーシーマルゴーを経験した店主の独立店、ナチュラルワインと季節の小皿料理の立ち飲み

ドリンクはワインと瓶ビールのみ。ジャンルレスな小皿料理も揃う

物件探しの時点から「ナチュラルワインと季節の小皿料理」というコンセプトは固まっていたという。車庫で何もなかった空間には、正方形の空間にコの字カウンターを配し、1.5坪ほどのワインセラーも設えた。

ドリンクは潔くワインと瓶ビール「サッポロラガー 中瓶」（770円）のみ。それ他の酒やソフトドリンクの用意はなく「ワインの店」であること強く打ち出す。ワインはグラスが常時10品（990円～）。「キャッチーで難しくないものを中心にセレクトしています。状態が変化しやすいワインは、揮発酸が出たりやいわゆる“豆ってる”状態になる前に必ず出し切るよう注意しています」と横田氏。ボトルはセラーに約150品を格納し、5500円～。

フードはワインに合う小皿料理をジャンル問わず用意。三軒茶屋のチーズ店「LAMMAS」のチーズ各種（770円～）や、「きのこのマリネ」「秋ナスのマリネ」（各660円）など野菜のマリネは盛り合わせ（一人前880円）も可能。「ナスのステーキとズワイガニ」（990円）、「牛もつとトリッパのレモン煮」（1210円）といった温菜などイタリアンをベースにしつつ、海老の醤油漬け「カンジャンセウ」（660円）や「よだれ鶏」（770円）といった品も揃えてジャンルレスなラインナップ。「自家製ボロネーゼ パッケリ」（1650円）、「魚介のトラパネーゼ風 スパゲッティーニ」（1650円）などのパスタや、デザートまで一通りを揃えるが、一皿１～２人前ポーションとし、気軽な利用を促している。

「カツオのレアフライ プッタネスカ風ソース」（1100円）

「カンジャンセウ」は2本660円だが、一人客は1本から注文も可能

店舗データ