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既存の価値観をくつがえし、独自のセンスで新しい日本酒の楽しみ方を提案する「Sake bar KoKoN(古今)」が高円寺にオープン!


ターゲットは狭くていい。今までにない新しい提案で、日本酒の価値を高めたい

高円寺エリアは、のんべいの聖地として挙げられる街だ。近年、他のエリアと同様に、高円寺の高架下も開発が進み、街が少しずつ様変わりしているが、コスパの良さをウリにする店や、安さで勝負するチェーン店が圧倒的に多く、通好みの洗練されたオシャレな日本酒バーというコンセプトは、かなり異次元だ。一人、二人、あるいは小人数で、ゆっくり心静かにお酒の時間を味わうミニマルでスタイリッシュな空間。日本酒を提供する他店とは、完全に差別化している。

しかも、どこでも飲めるような銘柄や定番アイテムは置かず、全国各地のレアな酒を常時20種ほど揃え、定期的に入れ替える。価格はその都度変わるが、700円~900円(90ml)ラインをメインに、スペシャルな銘柄は1000円~1200円(90ml)ほど。60mlずつの飲み比べ「利酒三点飲み比べ」(スペシャルは除く)2100円や、「スペシャル三点飲み比べ」3300円もある。酒器はさまざまで、外国人客にとってはごくあたりまえの、グローバルスタンダードなグラススタイル、日本ならではの湯のみ、一点もののアンティークなどをあえてカジュアルに使う。さらに、店で味わった日本酒は、お客の希望があれば購入できるよう、酒屋を紹介するという。飲みたい酒に出会える場所にしたい、という想いがあってのことだ。他店にはない、付加価値のあるサービスだ。

そのほか、文政元年(1818)創業の酒蔵「山の寿」(久留米・北野町)の「無糖レモンサワー(山の寿)」(600円)や、明治5年創業の酒蔵「鳳凰美田」(栃木・日光)の「鳳凰美田 ぶどうジュース」(650円)など、日本酒以外も‟歴史や文化を伝える”アルコールメニューやソフトドリンクをさりげなく揃える。

料理は、熱燗や辛口の日本酒と相性が良い「いぶりがっこクリームチーズの酒盗のせ」(500円)や、スッキリとしたにごり酒との組み合わせが絶妙な「ホタテの紹興酒漬け」(730円)など、日本酒にあわせて大森氏自身が調理、セレクトしたものを8種ほど提供。定番フード以外にも「本日のおすすめ」として2品程度、季節や地域を感じるつまみを用意する。

デザイナーの遊び心が随所に感じられる店内の中央に、自然と会話が弾みそうなコの字のカウンターを設置。バー以外の使い道もありそう

店舗データ

店名 Sake bar KoKoN (古今)
住所 東京都杉並区高円寺北2-21-1 リリーベル高円寺スクエア B1F

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アクセス JR高円寺駅より徒歩5分
電話 03-6824-1516
営業時間 17:00~23:00(フードLO22:00、ドリンクLO23:30)
定休日 木、祝
坪数客数 11.79坪15席
客単価 3000~4000円
オープン日 2023年12月8日
関連リンク Sake bar KoKoN (HP)
関連リンク Sake bar KoKoN (Instagram)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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