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日吉に「飯酒トモエ」がオープン。湘次郎出身オーナー、「イザカヤエガチョ」に続く2店舗目は「一流の和食を居酒屋で」をコンセプトにした大人の隠れ家


独立にコロナ禍が直撃。地道な努力が実を結び、地域の繁盛店に

飲食店で独立しようと決めてから10年ほどが経った2019年。いよいよ独立を視野に、慣れ親しんだ日吉で物件を探し始め、2020年2月に契約。「イザカヤエガチョ」という屋号で居酒屋をオープンすべく準備を進めていたが、3月、いよいよオープンというときに世間の関心はコロナ一色となってしまう。「世の中で飲食店に行くのはよくないという風潮になり、とてもオープンできる状況ではなくなってしました」。そこで、新宿で間借りのサンドイッチ店を行っていた知人とともに「イザカヤエガチョ」の場所でサンドイッチや弁当のテイクアウト販売からスタート。住宅街である日吉はリモートワークの影響で人出がそれなりにあったことから売上は上々で、店の認知アップに貢献した。そしてタイミングをうかがいながら2020年6月、満を持して居酒屋としてオープン。「まだまだコロナ禍の逆風はあったものの、5分でも時間があれば外に出て呼びかけをしたり、知人に『飲みに来ないか』と連絡をしたり、できることは何でもしていました」と江川氏。

徐々にコロナ禍の影響が落ち着くにつれ、知人の料理人やビールのブルワリー、アーティストたちとコラボし、店を使ってイベントを積極的に開催した。「イベントを通じて多くの人とつながり、店の存在を認知してもらうことで、コロナが落ち着いた時の種蒔きになればと思いました」。

そうした江川氏の地道な努力が功を奏し、現在「イザカヤエガチョ」は地域の繁盛店に。現場を任せられるスタッフも育ち、次なる機会をうかがっていたところ、地元の同級生である地曳翔太氏と再会を果たした。地曳氏は京都「京懐石 吉泉」や銀座「Kuma3」といった名だたる日本料理店でキャリアを積んできた料理人。「イザカヤエガチョ」で地曳氏とコラボイベントを開催したのをきっかけに、一緒に店をやることに。地曳氏自身、2022年に蒲田で「和食巴」をオープンしていたが、そちらをクローズし、日吉に「飯酒トモエ」をオープンした。

カウンター以外にもテーブル席も用意する

店舗データ

店名 飯酒トモエ
住所 神奈川県横浜市港北区日吉本町1-2-17 B1F

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アクセス 日吉駅から徒歩1分
電話 045-534-3864
営業時間 17:00~24:00(LO23:00)
定休日 不定休
坪数客数 15坪23席
客単価 5000~6000円
オープン日 2024年1月5日
関連リンク 飯酒トモエ(Instagram)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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