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代々木に「シーシートーキョー(XIXI TOKYO/嘻嘻東京)」がオープン!台湾でクラフトビールバーを開業した異業種オーナーが日本に凱旋出店!台湾クラフトビールと現地のソウルフードが話題

11月2日、代々木に「シーシートーキョー(XIXI TOKYO/嘻嘻東京)」が開業した。運営はシーシー企画(東京都渋谷区)で、異業種出身のメンバーが立ち上げた組織だ。同店は2021年に台湾にオープンした「シーシータイペイ」の系列店にあたる。主に日本の家庭料理×日本のクラフトビールを楽しませる「シーシータイペイ」に対し、こちらは台湾料理×台湾のクラフトビールがテーマ。現地ではおなじみの屋台料理や、日本初進出ブルワリーのビールなどを揃え、国内での店舗展開を目指す。


きっかけはコロナ禍。お世話になった台湾へ恩返しの想いも込めて「シーシータイペイ」を開業

インタビューに応じてくれたのは、前職は化粧品メーカーの海外事業部勤務とユニークな経歴を持つ橋本氏と川井氏。台湾に赴任中、共にクラフトビールが好きだったことから意気投合し、いつか一緒に店を持てたらと語り合っていたのだとか。漠然と描いていた夢が実現したのは2021年。「それまでは台湾を拠点に置きながらも、1か月の半分はシンガポールや上海など海外出張という生活でしたが、コロナ禍をきっかけにそれができなくなり、その分時間に余裕ができました。かといって日本へ帰国することも難しい。だったら今このタイミングで、台湾のお客様をターゲットにしたお店をやってみようと『シーシータイペイ』をオープンしたのが始まりです」と川井氏。「肉じゃが」や「おでん」など、日本の家庭料理と日本のクラフトビールをメニューの主軸とした「シーシータイペイ」は、親日家が多い台湾で好評の様子。かつての橋本氏、川井氏のように海外赴任中の日本人も多く訪れるという。「ただ、台湾は外食・中食が中心な一方で、平日からお酒を飲む文化がなく、夜市でもお酒は販売していないんですね。日本人である僕たちには、台湾のお客様のニーズを100%把握することは難しく、成功する自信もなかった。初めから日本での出店することを目標に、テスト的に始めたお店でもあったのです」と橋本氏。

やがて再び自由に両国間を自由に行き来できるようになり、新たにメンバーも加わって、念願の「シーシートーキョー(XIXI TOKYO/嘻嘻東京)」をオープン。多様な人々や文化が交わる新宿エリアで物件を探していたところ、代々木駅や南新宿駅からほど近い新築物件と出合った。最寄駅からのアクセスの良さや、新宿から1駅と利便性に優れていること、さらに住宅街にも近く、近隣で働く人・暮らす人が多い点などが決め手になったという。最も頭を悩ませたというレイアウトは、道行く人が窓を見上げた際に目に入るようにクラフトビールのタップとネオンサインを設置。内装は季節ごとの装飾なども楽しめるよう、シンプルに。台湾などアジアでよく用いられる柔らかいグリーンを基調に、天井照明の鮮やかな赤がアクセントを加えている。

ガラス越しに見える並んだタップやネオンサインに「何だろう?」と覗き込む人の姿も。空中階ながら集客力は高い〈写真:KOJI TSUCHIYA〉

淡いグリーンが爽やかな印象を与える内装デザイン〈写真:KOJI TSUCHIYA〉

店舗データ

店名 シーシートーキョー(XIXI TOKYO/嘻嘻東京)
住所 東京都渋谷区代々木1-41-12フィルパーク代々木 2F

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アクセス 代々木駅から徒歩3分
電話 03-4335-0979
営業時間 月~金17:00~23:00(フード22:00LO、ドリンク22:30LO)、土14:00~23:00(フード22:00LO、ドリンク22:30LO)、日14:00~22:00(フード21:00LO、ドリンク21:30LO)
定休日 不定休
坪数客数 13.5坪25名
客単価 4000円
運営会社 株式会社シーシー企画
オープン日 2023年11月2日
関連リンク 嘻嘻東京(Instagram)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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