武蔵小山に「kamosuya」がオープン！閉店した荏原中延「日本酒専門酒場 かもすや酒店」の屋号を受け継ぎ、「酒菜と炭 てりや」等で修業を積んだ店主が独立

アルバイトを機に飲食業界へ。人気店で腕を磨き独立を果たした

“日本一長い商店街”としておなじみの、「武蔵小山商店街パルム」からもほど近い場所にある「kamosuya」。外装はガラス張りで、約12席のカウンターをメインに、中にも外にも立ち飲みスペースを設けた店舗は、アットホームな雰囲気が漂う。

店主の出頭直大氏は、ベイシックス（東京都港区、代表取締役：岩澤博氏）グループでのアルバイトをきっかけに、飲食店や居酒屋の楽しさを体感。さらに、武蔵小山「酒菜と炭 てりや」では魚介類を中心とする和食の基本を、池上「Re 楽酒」では肉料理などの技術を学んだ。縁あって荏原中延「日本酒専門酒場 かもすや酒店」のオーナーと出会い、閉店することになった「かもすや酒店」の屋号を受け継ぐかたちで独立することになった。移転先は同じ荏原中延で物件を探したが、駅前再開発の影響を受け難航。この物件に辿り着くまで、約1年かかった。「ここまで本当に色々なことがありましたが、ようやく自分の店を持つことができました」と出頭氏。この場所で1から、地域で愛される店にしたいと話す。

旧「かもすや」よりも敷地は狭くなったが、その分カウンターを広く設けるなど大人がゆっくり寛いで過ごせるように工夫している。既に地元中高年層の夫婦など、地元で暮らす人々に支持されているという。

商店街からも近く、人通りが多いエリアにある店舗。ガラス越しに楽しそうに食事をする人の姿が見える

内装デザインはスタジオムーンに依頼。大人が落ち着けるおしゃれな雰囲気に仕上がった

店舗データ