駒澤大学に「肴渡辺商会」がオープン。学芸大学「うたげカフェ」から移転リニューアル、住宅街の地下、隠れ家立地にハイクオリティ居酒屋が登場

早くも地域に認知が広がる。移転により新たな客層を開拓

オープン当初は「うたげカフェ」のお客や知人が中心に訪れていたが、徐々に存在が認知され近所に住む人の来店も増えてきている。帰宅前に一人でふらりと立ち寄るお客も少なくないという。移転しての感想を渡邊氏に尋ねると「前店舗は小さい店ゆえ盛り上がってショットの乾杯が多かったのですが、移転してからは乾杯は減ったので、体調がよくなりましたね……というのは冗談で、そのように、お酒より料理にフォーカスして楽しんでくれるお客様が多くなったのかなと思います。テーブル席を置いたことで今まで入りづらかった大人数のお客様も来ていただけるようになりました。新しいお客様との出会いが嬉しいですね」とほほ笑む。今後はものづくりをする友人とポップアップを開催し、地域の人とのつながりをつくっていけたら、とのことだ。

オーナーの渡邊 剛氏。飄々とした雰囲気と気取らない人柄も同店の人気の秘密だ

（取材＝大関　まなみ）

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