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渋谷に「テンキ」がオープン。フレンチシェフによる、ネタごとに異なる衣と味付けの天ぷら&ワインの店。焼売とウーロンハイの立ち飲み「KAMERA」に続く2店舗目!

2月7日、渋谷に「テンキ」がオープンした。運営はgood-eye(東京都渋谷区)、IT業界出身の目良慶太氏と、三軒茶屋「Bistro Rigole(ビストロリゴレ)」のオーナーシェフ亀谷 剛氏がタッグを組み、2021年10月、渋谷にオープンした焼売とウーロンハイの立ち飲み「KAMERA(カメラ)」に続く2店舗目だ。今回は「天ぷらとワイン」がテーマ。フレンチをベースに多国籍な要素を交えて作る、ネタごとに衣や味付けを変えた独創的な天ぷら。それらをワインとともに楽しむ、大人のカウンター酒場だ。


「どのネタも同じ衣や味付け」である“天ぷら”に着目!

good-eyeの代表の目良慶太氏は、サイバーエージェント出身の起業家。現在もIT系の事業をメインに展開するが、旧知の仲である「Bistro Rigole」(現在は閉店)のオーナーシェフ、亀谷 剛氏とともに、2022年10月、渋谷百軒店に「KAMERA」をオープンした。フレンチをベースに多国籍な要素を組み込んだ独創的な焼売と、茶葉ごとに味わいの違いを楽しめるウーロンハイを打ち出した立ち飲みだ。20代を中心としたスタッフのフレンドリーな接客も相まって、夜な夜な渋谷の若者が集う、新たなトレンドスポットとして認知が広がっている。業態づくりは、コンセプトは目良氏が発案し、亀谷氏がそれをレシピに落とし込むスタイル。腕利き料理人の力に、異業種の視点を取り入れる、そんな店づくりがヒットの要因だ。

そんな彼らのタッグ第二弾となる「テンキ」は、“天ぷらとワイン”をメインコンテンツに据えた。天ぷらに着目した理由について、目良氏はこう話す。「天ぷらは日本でポピュラーな食べ物で、特に近年では天ぷらをウリにしたネオ酒場も増え、人気の高まりを感じていました。ただ、多くの天ぷらはどのネタも使う衣は同じで、しかも味付けはすべて天つゆか塩なのでメリハリがない。そこで、ネタごとに衣や味付けを変化させた天ぷらがあったら面白いのでは、と考えました」と目良氏。

目良氏が業態づくりで大切にしているのは、「世の中で認知はあれど、まだバリエーションがないものに“差”をつけて、新しい価値を提案すること」。これは「KAMERA」を作った際も同様で、「広く一般化された料理でありながら、食材やレシピで差を付けている店がほとんどないという点では、天ぷらも焼売も同じ」と話す。

渋谷駅から徒歩10分の閑静なエリア。2階ではあるが全面ガラス張りで、外から店内の様子がよく見える

店舗データ

店名 テンキ
住所 東京都渋谷区桜丘町29-27 エクセレンスビルディング桜丘町2F

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アクセス 渋谷駅から徒歩10分
電話 03-6427-0503
営業時間 17:00~24:00
定休日 不定休
坪数客数 13坪24人(着席、立ち飲み含め)
客単価 6000~7000円
運営会社 株式会社good-eye
オープン日 2023年2月7日
関連リンク KAMERA(記事)
関連リンク テンキ(Instagram)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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