渋谷に「テンキ」がオープン。フレンチシェフによる、ネタごとに異なる衣と味付けの天ぷら＆ワインの店。焼売とウーロンハイの立ち飲み「KAMERA」に続く2店舗目！

目指すのは「渋谷を代表する店」。独自のアイディアで、新しい価値を提供

「渋谷を代表する店を作りたい」が、目良氏の目指すところだ。「古巣のサイバーエージェントのオフィスがあることから、渋谷は長らく過ごしてきた思い入れのある街。渋谷と一口に言ってもエリアごとに全く雰囲気が違って、ガヤガヤした居酒屋の多いエリア百軒店にある『KAMERA』と差別化するため、閑静な住宅街が広がる桜が丘エリアを選び、隠れ家感のある大人の店にしたかったんです」と話す。

今後も同様の手法で「新しい価値」を提供する飲食店を作っていきたい意向だ。「焼鳥とヒップホップとか音楽をテーマにしたお店や、グレープフルーツサワーの専門店なんかも面白いかも」と、目良氏のアイディアはとめどない。それをかたちにする亀谷氏とのタッグで、また新しい価値が生まれていくはずだ。

写真前列右から、シェフの亀谷 剛氏、スタッフの玉田真也氏、石田なみ紀氏。後列右からスタッフの柴田大伸氏、代表の目良慶太氏、ワインディレクターの中川教介氏、店長の中澤篤史氏。身に着けている白いデニム生地のユニフォームは、ニューヨークで活躍するTANAKAにオリジナルのユニフォームを発注した

（取材＝大関　まなみ）

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