ビジネス街で独り勝ち!?「和食日和 おさけと」の7店舗目が霞ヶ関にオープン。最大規模の94席、日本酒と和会席、個室メインの空間で会食ニーズを獲得

いつか、自らの手で酒を仕込んでみたい

今後の展望について、「和食日和 おさけと」を10店舗まで展開したら、別の事業に取り組んでみたいと山口氏は話す。

「あまり拡大しすぎてもチープになってしまうので、10店舗以上は出しません。それ以降はお酒に関連した別の業態を始めるか、ECサイトを始めるか、違う業態の飲食店を開発するか…まだはっきりとは決めていませんが、いつか酒蔵経営をやってみたいという壮大な夢もあります。そのときは自社で酒米も栽培してお酒を造ったり、お客さまを招いて酒蔵ツーリズムをやったり。そのためにも『和食日和 おさけと』業態を全店舗黒字にして土台ができれば、新しいことにもチャレンジできるのではないかと思っています」。

日本酒のスペシャリストである山口氏がどんな酒を手がけるのか、心待ちにしたい。

写真左からスタッフの十亀佐知子氏、前川さやか氏、代表の山口直樹氏

（取材＝河西みのり）

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