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西荻窪に「LORO KITCHEN(ロロキッチン)」がオープン。小皿イタリアンと居酒屋的アットホーム感で地域のランドマークを目指す

11月7日、西荻窪に「LORO KITCHEN」が開業した。オーナーの井上和哉氏は大学卒業後にティー・カンパニー(東京都国分寺市、代表取締役:月田賢氏)に就職。2016年に阿佐ヶ谷で「新潟×タパス バル和(現在は「阿佐ヶ谷×タパス バル和」にリニューアル)」を開業し、独立した。今回の出店は2店舗目となる。同店は、ティー・カンパニー時代の同僚である米田七夏氏と、その夫で料理人の米田尚之氏とともに切り盛り。尚之氏の得意分野であるイタリアンや、スパイス料理店出身の七夏氏のスパイス料理をベースに、和洋折衷のテイストを織り交ぜた小皿料理。それに加えて、井上氏が培ってきたアットホームな居酒屋スタイルの接客で、「小洒落ていながら、フランクな雰囲気」を醸し出す。呑兵衛の街・西荻窪に馴染む店づくりが狙いだ。


ティー・カンパニーで地域貢献のマインドをインプット。地元・新潟の魅力を伝えるべく独立開業

JR西荻窪駅南口、数多の飲食店が軒を連ね賑わう駅前から少し離れた商店街を行くと、「LORO KITCHEN」の店内から漏れ出す温かみある光が目に映る。ガラス張りのファサードから覗けば、広いカウンターの奥で、朗らかに接客をする米田尚之氏・七夏氏夫妻の姿が。“おひとりさま大歓迎”の雰囲気を醸し出す西荻窪の酒場の例に漏れず、思わず足を踏み入れたくなる風情がそこにある。オーナーの井上和哉氏は「よね君(尚之氏)の料理と、七夏さんの接客。この夫婦が作る店の雰囲気を、この地で根付かせていきたい」と、語る。

新潟県出身の井上氏は、大学入学のタイミングで上京。学生時代はティー・カンパニーが運営する「彦べえ 国分寺店」でアルバイトをして飲食業の楽しさに目覚めた。就職活動では大手百貨店などに内定が決まるも辞退し、同社へ入社する。「先々のキャリアを考えたとき、一般企業ではどこかで頭打ちになるのが見えていた。それよりも、今まで飲食で培った知見も活かしてスタートした方が、キャリア形成も早いし、独立などの選択肢も増えると思ったんです。……と、いうのと、アルバイト時代の同期がティー・カンパニーへの入社を先に決めていて、『負けたくない!』と思ったのも本音です(笑)」。

入社後は吉祥寺の牛タン居酒屋業態で店長を務めるも、閉業。しかし、すぐさま荻窪のスペインバル「オギクボバル」の立ち上げを任される。同社としては初となるワインを扱う業態であったが、初任地での悔しさをバネに懸命に勉強を重ねインプット。地元に根付かせるため、イベントやツアー、料理教室といった催し物も積極的に行い、120席の大箱店舗を盛況に導き、6年間、店長・マネージャーを勤め上げた。「この頃、会社として6次産業化も積極的に取り組んでいたんです。酒蔵とのコラボレーションなどの地域貢献活動を行う中で、『自分が店を持ったなら』と、徐々に想像を膨らましていきました」。そうして思い至ったのが、地元・新潟県への貢献だ。「当初、新潟に出店しようと思っていたんですが、現地でリサーチしていると、地元に根差した素晴らしい店がたくさんある。それなら、私は東京で地元の食材を使うなどして新潟県を知ってもらおうと思ったんです」。こうして井上氏は、2016年4月末でティー・カンパニーを退職。翌月5月20日、阿佐ヶ谷で独立第1号店「新潟×タパス バル和」を開業した。

路面沿いの角地という好条件の立地。井上氏は「大家さんに挨拶に行ったとき、七夏さんがガッツリ心をつかんでくれました(笑)」と、人たらしのエピソードも

店舗データ

店名 LORO KITCHEN
住所 東京都杉並区西荻南2-25-10

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アクセス JR中央線西荻窪駅南口より徒歩3分
電話 03-6454-2298
営業時間 17:00~23:00
定休日 不定休
坪数客数 約9坪 19席 
客単価 4000円
オープン日 2022年11月7日
関連リンク LORO KITCHEN(Instagram)
関連ページ 新潟×タパス バル和(記事)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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