武蔵小杉の新ランドマークに「BAR DelSole（バール・デルソーレ）」が4月19日オープン。駅直結立地で地元住民のライフスタイルに溶け込む一軒を目指す

4月19日、東急東横線・目黒線武蔵小杉駅に、駅直結の商業施設「三井ショッピングパーク ららテラス 武蔵小杉」がオープン。武蔵小杉の新たなランドマークとして、ライフスタイルを提案する。その1階に出店したのが、関東圏に6店舗、大阪に1店舗、ジェラテリアやトラットリアなど3業態を展開する「BAR DelSole（バール・デルソーレ）」（運営：フォルトゥーナ、代表取締役：中道澄人氏）だ。同社はイタリアの街の文化を象徴する“バール”業態を2001年に開業して以来、バリスタの入れる本格的なエスプレッソや酒をバンコ（バールでの立ち飲み）で立ち飲みするスタイルで、カフェ利用からバー利用まで気軽に使える「豊かなコミュニケーションスタイル」を提案し続けてきた。今回の武蔵小杉出店は、「バール・デルソーレ」業態としては3年振りとなる。

料理のメインは、全店共通で提供するイタリア料理の他、武蔵小杉店では限定で「パンケーキ」の提供を行なう予定。「六本木や赤坂見附などさまざまなエリアに店を構えますが、気軽に利用できる店であることから、いろいろな店舗をご利用されるお客様が多いです。そのために、どこでも同じ味、同じ料理が食べられるようにと、レシピや調理はすべてマニュアル化しています」と、広報の櫛引貴子氏は話す。平日は朝7時からの営業で、「タルタルタマゴサンド」（300円、ドリンクセット 389円）などのモーニングを4種用意。また、朝のみエスプレッソやカプチーノなどのドリンクが300円で飲める「朝得カフェ」メニューで、出勤前のサラリーマンやOLに訴求する。ランチは「ダブルメイン定食プレート」（1000円）、「パスタランチ」（日替わり・定番 各926円、季節のパスタ 926円～）などを11時から15時まで提供。ランチには、イタリアの大会で金賞を受賞したジェラートが付く。

ディナータイムには、軽く食べて飲むバンコ利用の客から、腰を据えて食事を楽しむ客までを取り込む。メニューは軽くつまめるアンティパストから、各店で自家製する「牛スジの赤ワイン煮込み」（650円、バンコは300円）、名物の「鉄板カプレーゼ」（650円）などを用意。同じメニューでも、バンコ利用客にはポーションを落とし、300円で提供するものも揃える。アルコールのメインであるワインは、グラスが赤白全11種 480円～、ボトルで13種 3000円～。バンコではグラス、カラフェ、ボトルを表示価格より10％割引で提供する。また、ワインは月替わりでイタリアの一つの州に特化したワインや郷土料理をメニューに差し込む「州フェア」を実施。何度来ても楽しめるイベントを随時開催しているのも、同店の特徴だ。

創業から13年、各店舗それぞれが地域密着型のバールとして愛される「バール・デルソーレ」。じっくりと出店数を伸ばしてきた経緯を櫛引氏は「チェーン化してクオリティを落としてしまうのではなく、各店で均一化した品質の料理やエスプレッソが提供できるよう、バリスタを育てることに注力しています。そのために、バリスタを目指す社員には企業から支援も行なっています。また、新しく入社したスタッフには、デルソーレ大学という研修の場を設け、現場に立つ前にオペレーションやサービス、立ち居振る舞いなどの講義を行なっています。人材育成にも力を入れているので、人が育ったら次の展開を考えていきたいですね」と話した。

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