菜園発オーガニックイタリアンで話題の中目黒｢ダ・オルト｣の姉妹店「トラットリア・ピッツエリア・オルタッジョ」が千歳船橋駅前に12月1日オープン！

2008年3月25日、中目黒に菜園発オーガニックイタリアン「ダ・オルト」をオープンさせた株式会社オーガニックファクトリー(渋谷区東)は、2店舗目で姉妹店となる、「トラットリア・ピッツエリア・オルタッジョ」を12月1日、千歳船橋にオープンした。 店は大手居酒屋チェーン「つぼ八」の居抜き店舗だが、白、茶、黒を貴重に、落ち着いたお洒落な雰囲気に改装し、4名から10名まで対応できる個室も4室設けた。50坪の広さで、通常なら70席は作れるところを58席とゆったりめに設計。また、トラットリアには珍しくクロークを設け、コートや荷物を預けることができるのも特徴的。 店名「オルタッジョ」は、「農作物」という意味のイタリア語に由来し、有機野菜や抗生物質を使用しない肉や卵など、安心安全なオーガニック食材を、中目黒の客単価6,000円の約半分である3,500円という手ごろな価格で提供する。同店の看板メニューは本格薪釜ピッツア。16歳の時に、初めて食した薪釜ピッツアに魅了され、18歳でナポリへ渡り3年修行した、ピッツアイオーロの中村拓巳氏が嬉々として腕を振るう。 ピッツアは、シンプルな「マリナーラ」(1,300円)から、国産無農薬小麦100％で作り、同社の店でしか味わえない特製の「オルタッジョ」(2,200円)など約15種類で、特に「オルタッジョ」は、一日限定12枚なので予約がおすすめだが、テイクアウトも可能だ。ストゥツィキーニ(おつまみ)は、「加賀蓮根とパルミジャーノのフリッテラ」「野菜の自家製マリネ」などがオール500円で、協働菜園から届く有機野菜の「バーニャカウダ」(Ｍ1,400円、Ｌ2,000円)や国産特別栽培小麦を使用した手打ちパスタ「はまゆうポークと黒キャベツ・きたあかりのブイヨン煮込みソース」(1,400円)なども人気のメニュー。 ランチは「Aセット」(1,200円)、「Bセット」(1,800円)、「シェフのおすすめコース」2,800円の3つで、夜はイタリア語で野菜の意味の「ヴェルデューラコース」(3,000円)と「オルタッジョコース」(4,500円)の2種。ワインはハウスのグラスワインに有機のものをセレクトし、ボトルは2,100円から、7種ほどある有機ワインも3,000円からというリーズナブルさで、常時40種以上をセラーに保有する。 千歳船橋は住宅街で、低価格な居酒屋チェーン店は多いものの、ファミレスのない地域。平日の昼間は主婦層、週末は若年ファミリー層の利用も多く、土日のランチではキッズプレート(780円)を用意するなど、地域密着型の店舗を目指す。出自の確かな安心食材が手軽に楽しめる、これまでになかった本格イタリアンとしてファンを拡げていきそうだ。

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