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「瀬戸内海」=「東洋の地中海」。瀬戸内食材の恵みを贅沢に、地中海料理とコラボレーションした「瀬戸内バル Collabo(コラボ)」が三軒茶屋に11月27日オープン!

店内には、「瀬戸内海」を“地中海風”に表現した壁画が配されている
「愛媛県産釜揚げしらすのピッツァ」(1290円)
手前「讃岐夢豚のとろとろ煮」(890円)、奥左「瀬戸内野菜いっぱいのカポナータ」(490円)、奥右「MIXアヒージョ」(890円)
左から代表の関氏、スタッフの館林さん、高瀬さん、藤森さん

(取材=渡辺 未来)


三軒茶屋から246号を池尻方面に向かった、昭和女子大学のすぐそばに「瀬戸内バル Collabo(コラボ)」が11月27日オープンした。経営は寶田堂。代表取締役社長 関 喬史氏は2002年に牛角を代表とするレインズインターナショナルに入社。20代で部長に昇進したが、夢だった起業を実現するべく2007年に退職。同年に関氏出身地である香川県の名物料理「骨付き鳥」をメインメニューとした「居酒屋さいたどう高田馬場」を出店。以降五反田、亀戸、池袋と現在4店舗を運営する。

新業態「瀬戸内バル」が生まれたきっかけについて、関氏は「香川県はもちろん四国の経済発展に貢献したいと思っていた。食材を仕入れるだけでなく、生産者の思いを伝える店をつくり味わってもらう。そして現地へ足を運んでもらった時に、はじめて貢献できたと言えると思う。瀬戸内海は豊富な魚介類をはじめ食材の宝庫であり、小豆島の『オリーブ』、広島の『レモン』と地中海料理の食材が揃う。気軽なイタリアン×バル業態で、四国をはじめ瀬戸内海をブランディングしたい」と話す。

フードメニューは香川を中心に、瀬戸内の食材をふんだんに用いて展開する。「愛媛県産釜揚げしらすのピッツァ」(1290円)はモッチリとしたナポリ風の生地に、しらすをたっぷりとトッピングし、塩味と2種のチーズが合わさった逸品だ。生パスタは兵庫県産の「赤穂の塩」と淡路島の新鮮卵を使用。牡蠣のうまみがパスタにしっかりとなじんでいる「広島産牡蠣のペペロンチーノ」(1290円)。「たっぷり瀬戸内野菜蒸し」(890円)はバーニャカウダソースで。その他、軽くつまめる前菜は香川の本タカを使用した「広島産自家製牡蠣のオイル漬け」、香川のブランド豚「夢豚ベーコンの手作りポテトサラダ」(490円)など。デザートはすっきりとした甘さの「徳島産すだちシャーベット」、濃厚な「香川産大山牧場のジャージーアイス」(各390円)。
同店は、11時から深夜まで営業することから、ランチ・カフェ・ディナー・2軒目の利用として、“しっかり食べたい”、”軽くつまみたい”といった様々な利用動機に対応するメニュー構成となっている。

ドリンクは瀬戸内特産フルーツを使用したご当地メニューを展開。「広島産生レモンサワー」、「愛媛産デコポンサワー」各450円。「自家製サングリア」は甘さと酸味のバランスが良い香川産ボイセンベリーを使用。グラス500円、デカンタ2300円。ワインは赤・白ともボトル2500〜4000円代の価格帯で、地中海にちなみイタリア、スペイン、フランスのものをセレクトしている。

今後について「自分は生産者と顧客をつなげるプレゼンテーター役となり『瀬戸内ブランド』を発信していきたい。まずは『瀬戸内バル』の業態を10店舗に広げ発信源を増やしたい」という。クオリティの高い食材を使用し、地方貢献というミッションをバルというスタイルで表現する「瀬戸内バル」の今後に期待が募る。

店舗データ

店名 瀬戸内バル Collabo(コラボ)
住所 東京都世田谷区太子堂1-6-9 ディアニス三軒茶屋

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アクセス 東急線三軒茶屋駅より徒歩6分
電話 03-5787-6078
営業時間 11:00~翌3:00(L.O.は店舗へ確認)
定休日 年中無休(年末年始を除く)
坪数客数 15坪・30席
客単価 ディナー3500円(想定)
運営会社 株式会社寶田堂
関連リンク 寶田堂
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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