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出す店、出す店が月商1500~2000万円の福岡の超繁盛店が東京2号店を開業!磯貝が展開する「博多漁家 ろばた焼 磯貝 目黒駅前店」が6月2日オープン

(取材=印束 義則)


福岡で3店舗を展開し、昨年9月に東京に初進出した店舗も大繁盛。新鮮で豊富な魚貝料理を売り物に、いま怒涛の快進撃で注目を集めているのが磯貝(福岡市、代表取締役社長 末次利行氏)が展開する「博多漁家 ろばた焼 磯貝」だ。 同店は経営者の末次氏が22年前に弱冠22歳で開業した店で、最初の店舗はわずか7.8坪・18席のどこにでもある一小規模店であった。それが14年後には40坪・98席に店舗を拡げ、現在この福岡 藤崎の本店は、月商1800万円を上げる繁盛店へと成長。その後、九州随一の繁華街、天神に出店した天神店も36坪・68席で月商2000万円を上げる驚異の売上を誇り、さらに同エリアに出店した同社初の回転ずし店「博多漁家 すし磯貝」も29坪・34席で月商1500万円を上げるなど、確固たる地位を築き上げている。その勢いに乗って東京に初出店した「博多漁家 ろばた焼 磯貝 東京丸の内店」も33坪・60席で月商1500~2000万円を実現。今回6月2日にオープンした東京2号店の目黒駅前店も42坪・110席で目標月商2000万円を掲げている。
同店の強みは地元、福岡で競りの権利を持つ強みを生かした圧倒的な魚貝の仕入れ力にある。東京でのメニューも、福岡の店同様に、当日競り落とした魚貝を空輸して昼過ぎには店舗に配送する抜群の新鮮さが売り物。そのため、毎日仕入れに応じて随時変化する70種以上もの飽きのこない豊富な魚貝メニューを客に提供することができるのだ。しかも魚貝はすべて天然もののみという贅沢さ。例えば、手書きのメニュー表には「板ウニ(唐津)」、「蝦夷あわび刺(長崎)」、「ヤリイカ刺(呼子)」、「いさき漬け(大島)」他、数々の刺身類がずらりと並び、そうした中から厳選した刺身を盛り合せた「店長オススメ刺身盛(2~5人前)」が特に人気が高い。この「店長オススメ刺身盛」は、長さ88センチものインパクトのある長皿に盛りつけるといった演出が受け、いまやお客の95%が注文する同店の看板商品と成りえている。鮮度がいいのでなるべく手をかけずに提供することを心がけながらも、その一方で和食の技術を生かした一品料理も充実させ、食の楽しみを拡げている。“人気NO1”と謳った「つぼ鯛味噌焼」(980円)や“名物”の「まぐろ頭のハンバーグ」(1000円)、さらには「はまぐり酒蒸し」(1200円)、「大海老フライ」(950円)、「イサキ野菜あんかけ」(1500円)といったメニューが目白押しで、お客も酒の注文が思わずグイグイと進む。 また、脇を固めるグランドメニューには、「野菜類」と謳ったサラダ・焼野菜、ホイル焼き、鉄板・山芋料理、バター炒めや、「ご飯・味噌汁類」の計34種がラインナップされている。
東京1号店の東京丸の内店はオフィス街という場所柄、サラリーマンが7割を占めるが、住宅地も控えた目黒駅前店は福岡の本店に近い客層になるのではないかと想定し、サラリーマン、カップル、学生、ファミリーなど幅広い客層の利用を見込んでいる。
どこにでもある小規模店が、20年もの月日をかけて一大繁盛店へと成長したその様は、まさにサクセスストーリーと呼ぶに相応しい。だが店舗を拡大すれども、わずか7.8坪の小規模店時代と変わることなくお客との距離感の近さを大切にしたその細やかな心遣いは、お客をほっと一息つかせる温かみで包み込む。 花の都“大東京”でも福岡同様の売り方を実践する“博多っ子”末次氏の姿勢は、22年前と何ら変わることなく、飲食店の原点とも言うべき客商売のあり方で、お客に明日への活力を与え続けている。 ひと昔前に比べて飲食店の寿命が短くなったと言われる現代において、いまなお成長を遂げる「磯貝」の躍進の影には、意外に忘れがちな飲食店のあるべき本来の姿が失われることなく、確かに存在し続けている。

店舗データ

店名 博多漁家 ろばた焼 磯貝 目黒駅前店
住所 東京都品川区上大崎2-1-15

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アクセス JR目黒駅より徒歩1分、地下鉄・東急目黒駅より徒歩3分
電話 03-6450-3661
営業時間 16:00~24:00(L.O.23:30)
定休日 無休
坪数客数 42坪・110席
客単価 4500円
運営会社 株式会社磯貝
関連リンク 磯貝
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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