外苑前に「TOKYO TANG TANG（トーキョータンタン）」が開業。現代流にアップデートした新感覚火鍋の専門店、中目黒「初場所」など展開する吉利氏が展開型単一業態として挑む！

居抜きで低投資開業。名だたる大企業や住宅に囲まれた好立地

出店場所は「ほどよく目的来店を集められそうな場所」を探した。「火鍋はそこまで馴染み深いものではないので、私鉄沿線のローカル駅のような場所では難しい。かといって初めてのチャレンジなので渋谷のような一等地も怖い。ある程度、目的来店を集められ、かつ地域の人にも興味を持ってもらえそうな恵比寿や目黒、新橋、五反田などで物件を見ていました」。そして契約した外苑前の同物件は、大通りの青山通りから1本入った閑静な立地。「近くには伊藤忠商事やホンダ、ユニマットなど名だたる大企業のオフィスが徒歩圏内。周辺はマンションも多いですが、住んでいる人以外にも小規模な企業がオフィスとして入居しているケースも多く、ワーカーや家族連れ、クリエイティブ職の人など、ターゲットとなるような人が多そうだと睨んでいます」と吉利氏。元カレー店の居抜きで、カウンターの構造やイス、テーブルは前テナントのものを活用。壁紙や照明、トイレなど最低限の造作で済み、低投資で開業することができたという。

カウンターは鍋とコンロを置くことを考慮し、広めに席間を取った

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