恵比寿に“呑めるピザ屋”「PICICA PICICA PIZZA & PASTA（ピチカ ピチカ ピッツア アンド パスタ）」が開業。パスタ1000本ノックで名を馳せた人気イタリアン「KNOCK」が新スタイルのピザ酒場を提案

イタリアンのイメージを変えたKNOCKが提案する新スタイルのピザの楽しみ方

「KNOCK」は2011年、六本木に誕生。“パスタ1000本ノック”と称し、日々創作し続ける日本の食材を使ったパスタが話題となった。オリジナリティのある料理と高品質のワインがリーズナブルな価格で気軽に楽しめるとあって、一躍、人気店となり、現在、六本木ヒルズ、東京ミッドタウン、恵比寿、田町に店舗を展開している。

パスタのイメージが強い「KNOCK」だが、ピザがメインとなるイタリアン「PICICA PICICA」を作った。なぜピザなのかという問いに「『KNOCK』が目指しているのは、最強のファミリーレストラン。ご飯がおいしく、お酒もつまみもそろっている。家族連れから仕事帰りに飲みたい大人まで気軽に楽しめる店というのがテーマの一つとしてあります。その『KNOCK』がピザ屋さんをやったら、どんな店を作るんだろうというところから始まりました」と話してくれたのは、チーフマネージャーの市川 拓馬氏。イタリアのレストランで修業後、マザー・レストランツに入社。ピザ店勤務の経歴を買われ、代表・横山氏と共に「PICICA PICICA」の店作りに取り組んだ。

内装デザインは、既存店も手掛けているREVEL-design飯島彩子氏が担当。“ほっこりモダン”と名付け、シックなカラーリングと温かみのある自然素材を組み合わせ、大人が落ち着いて食事が楽しめる空間になっている。コンセプトは“呑めるピザ屋”。「ピザ屋さんにある“ピザとドリンクで手軽に食事をする”というイメージを払拭し、野菜やお肉を使ったつまみやお酒を充実させ、おいしいつまみを食べながら、お酒を飲んで、〆にピザを食べると言う“ピザ前”を楽しむ店がコンセプトです。一人でも家族や仲間同士でも楽しめる使い勝手のいいイタリアンにしたいですね」と「KNOCK」が提案する新スタイルのピザの楽しみ方について市川氏は話す。

グリーンや自然木のフェンスなどで店内への視線を絶妙に遮っている

カウンターは高さをキッチン側のカウンターとそろえ、キッチンの床の高さもお客の目線になるようにしている。より一体感が増す工夫だ

店舗データ