「フレンチ酒場nanoru namonai人形町店」が開業。代々木八幡に次ぐ2店舗目。人形町に誕生した横丁タワー最上階で多彩なビストロ料理とワインを楽しませる

地元・福井と東京の架け橋に

飲食ゾーンの最上階ながら、他店にはない魅力を感じて通う常連客が増えているという。今後は季節のメニューも取り入れるなど、人形町らしさを出していきたいと上野氏。代々木八幡のように、地域に根ざし、多くの人に愛される店を目指すと同時に、今後は地方創生にも力を入れていきたいと語る。「飲食店以外の事業も視野に入れています。いつか地元の福井県にも出店してみたいですね」。

店名の「nanorunamonai（名乗る名もない）」には、知名度が低いとされる福井県の魅力を広く伝えたいという願いが込められているのだとか。これまでも、代々木八幡店では福井産の食材や酒を提供するなどして地元に貢献してきたが、今後の展開にも期待したい。

写真左から代表の上野将吾氏、スタッフのミク氏、人形町店店長でシェフの三井啓史氏

（取材＝河西みのり）

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