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神田に「モンキーポッド」が開業。三鷹の「ライノスキッチン」出身の店主が手がけるのは、エビもカニもワンコインからで食べられる、思わず通いたくなる酒場

7月6日、神田に「モンキーポッド」がオープンした。店主の生井弘樹氏は三鷹「ライノスキッチン」で9年間に渡って腕を磨き、独立を果たした。料理1品200円~、ドリンク1杯300円~とリーズナブルながら、料理も酒も絶品。ディープな店が並ぶ神田のガード下で“安い&美味しい&毎日でも通いたくなる店”を目指す。


昭和の名残を留める神田ガード下にオープン

神田駅から秋葉原方面へ向かって歩くこと約7分。個人経営の居酒屋をはじめ、個性豊かな飲食店が軒を連ねるガード下の一角に「モンキーポッド」はある。モンキーポッドといえばハワイに生息する巨木が某CMでもおなじみだが、「木陰でゆっくりお酒が飲めるような店を作りたいと思って名付けました。本当はカウンターがモンキーポッドの板だったら良かったんですが(笑)」と生井氏。

生井氏は10代の終わりから、音楽活動をする傍ら、都心の大型レストランでアルバイトをしながら生計を立てていたが、25歳でプロになることを諦め、本格的に飲食の道へ。吉祥寺にあった野菜料理店「菜」を経て、「ライノスキッチン」へ入店する。「いつかハワイか沖縄に住みたいという夢があって、本当はすぐに沖縄で店を出そうとも思ったんですが、独立するにはきちんと料理を勉強した方がいいと思って。『ライノスキッチン』に入ったのは、オーナーの人柄と料理のセンスに惹かれたからです」。

もう少し早いタイミングでの独立を考えていたというが、コロナ禍なども重なり、9年間の勤務を経て独立。「この場所に決めたのは家賃が最大の理由ではありますが、神田は土地勘もあるし、街や人の雰囲気も好きで。駅から離れている点も、もともと落ち着いた店をやりたいという想いがあったのでちょうど良かったですね」と笑顔を見せる。

内装デザインは知人のデザイナーに“お任せ”で依頼。カウンター6席、テーブル3卓の他に立ち飲みスペースも用意し、ふらっと立ち寄りやすい雰囲気だ。「もっとスタイリッシュな内装になりそうだったんですが、『おしゃれすぎて働きづらい』と崩してもらいました(笑)」。

神田駅のほか、秋葉原や岩本町からも徒歩10分以内の立地。中高年が多く集まるという

“おしゃれになりすぎないように”調整したという店内。キッチンの中心に動線をふさぐ大きな柱があり「あまりにも邪魔で、ポジティブに考えるためにお客さんにサインを書いてもらうことにしました」と生井氏

店舗データ

店名 モンキーポッド
住所 東京都千代田区神田須田町2-12-5

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アクセス 神田駅から徒歩7分
電話 090-7520-7950
営業時間 15:00~23:00
定休日 日曜・祝日
坪数客数 10坪15席+立ち飲み4席
客単価 3000円
オープン日 2023年7月6日
関連リンク モンキーポッド(Instagram)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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