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池尻大橋に「ザ・銀皿」がオープン。「銀皿に合う料理」をテーマに提供、料理人オーナーが料理人らしかぬ独自の視点で世界観を表現


期間限定の物件を友人とシェアしながら「ザ・銀皿」がスタート

そんな小田島氏の経歴だが、飲食業の歴はそれなりに長い。2011年3月、地元・岩手の調理師専門学校を卒業するも東日本大震災に遭い、静岡へ移住。アルバイトをしながら生活し、その後、東京へ。成城学園前のフランス料理店で基礎を固めた後は様々な飲食店を渡り歩き、アメリカにわたってフードトラックの仕事に携わったこともあったという。2020年、ホテルの調理場で働き始めたところ、コロナ禍へ。外出自粛の影響で出勤が減り、時間を持て余すようになったため始めたのが「ザ・銀皿」だ。最初は店というかたちではなく、趣味としてInstagramのアカウントを作成し、そこに銀皿に盛った料理の写真を投稿していたのが始まりだ。

そんな中、顔見知りのバーが閉店。その物件は近い将来に取り壊しが決まっているが、それまで期間限定で借りることができると聞いた小田島氏は、この「ザ・銀皿」を店としてやってみようと考えた。とはいえ昼はホテルの仕事があったため、友人に声をかけ、昼間はカフェ「周波数」を営業してもらい物件をシェア。「ザ・銀皿」は夜22時から「深夜食堂」的に営業することにした。

もともと事務所だったという空間は生活感ある壁紙をはがし、コンクリートむき出しに。小田島氏がやりたかったというレトロな木目調カウンターをうまく融合。「バランスよく仕上がったのでは」と小田島氏。ビールケースを積み上げた立ち飲み用テーブルは、本来イスとテーブルを置く予定のスペースに、オープン前に急遽置いたもの。「案外いい感じだったのでそのまま継続です」とのこと

店舗データ

店名 ザ・銀皿
住所 東京都目黒区東山3-6-15 エビヤビル 4F

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アクセス 池尻大橋駅から徒歩4分
営業時間 19:00〜24:00
定休日 火曜
坪数客数 13.5坪8席+立ち飲み8人程度
客単価 3000~4000円
運営会社 2023年5月14日
オープン日 ザ・銀皿(Instagram)
関連リンク https://www.instagram.com/the.ginzara/
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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