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池尻大橋に「ザ・銀皿」がオープン。「銀皿に合う料理」をテーマに提供、料理人オーナーが料理人らしかぬ独自の視点で世界観を表現


大阪カレーのインスパイヤ「セイロンライス」や「棚からひとつかみ」など、料理も独特

5月、期限付きの物件でもなくポップアップでもない固定の店舗として晴れて移転オープンを果たした。お品書きはこれまで人気だった品を中心に、数を絞ってラインナップ。“銀皿”という強いコンセプトだけに頼らず、料理人経験の長い小田島氏による、味の面も骨太な料理を提供する。並ぶのは、「赤いウインナー」(580円)や「ポテトサラダ」(800円)など。もちろん盛り付けるのは銀皿だ。キッチン上の棚には様々なレトルトカレーの箱が並んでいるが、そこからチョイスしたカレーを鍋で白飯とともに煮込み、仕上げに卵を落としたのが「セイロンライス」(800円~)。大阪でよく見るカレーのスタイルだというお品書きの中でも特に異彩を放つのが、「棚からひとつかみ」の文字で、値段の記載もなし。あるラジオ番組でパーソナリティーが気分によって一曲選ぶという趣旨のコーナーの名前をオマージュしており、その時によって変わるおまかせメニューのことだという。
ドリンクは「ビール 中瓶」(800円)、「ハイボール」「檸檬サワー」「生姜のお酒」「凍頂烏龍茶割」(各700円)に、「自然派葡萄酒」(グラス800円~)は赤・白・オレンジで常時1種類ずつ。「もっとドリンクの種類を増やしたい」と小田島氏は話す。

マヨネーズとケチャップを添え、カレー粉をふりかけた「赤いウインナー」。「銀皿はどの世代にとっても親しみやすい。40代、50代の人にとってはどこか懐かしく、若い人にとっては新鮮に見える」と小田島氏

「どこにでもあるメニューなので、当店ではどう出すのがいいか、特によく考えた」というポテサラは、あえてシンプルな仕立てに。バターで炒めたあたたかなじゃがいもを、ごろっと粒感を残しつつマッシュしている

店舗データ

店名 ザ・銀皿
住所 東京都目黒区東山3-6-15 エビヤビル 4F

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アクセス 池尻大橋駅から徒歩4分
営業時間 19:00〜24:00
定休日 火曜
坪数客数 13.5坪8席+立ち飲み8人程度
客単価 3000~4000円
運営会社 2023年5月14日
オープン日 ザ・銀皿(Instagram)
関連リンク https://www.instagram.com/the.ginzara/
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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