DREAM ONやカームデザインを経て独立、“新宿の下町”こと東新宿でドミナント展開中の気鋭のオーナー、「炭火イタリアンIMP（インプ）」をオープン

７月には中野新橋に新店舗も。ゆくゆくは店を譲り、オーナー店長の輩出を目標とする

オープンから１か月少々。「ネット広告での販促も取り組んでいますが、思った以上に地元のお客様が多いと実感しています」と夏木氏は笑顔を見せる。オープン景気もあるが、初月は月商200万円になる見込みだ。

現在、座間と明石の「CAFE NICOLA」は譲渡し経営から離れたが、７月には中野新橋にも「七福八郎」をオープンし、3店舗体制となる予定。「中野新橋駅から徒歩10分の住宅街。普通は飲食店をやるような立地ではないのですが、もともとそのエリアは土地勘があり、周囲に店が少ないことは知っていた。その上、ドラマ撮影のために作られた変な物件。ここに『七福八郎』があれば繁盛するはず、と思い前オーナーさんから店舗を買取りました。東新宿の店舗と同様に“地元立地にある普段使いの店”として育てていきたい」と夏木氏。さらなる目標は、“オーナー店長”の輩出だ。「やっぱり、オーナーとして自分の店を持つことが飲食業の醍醐味ですし、独立願望の強い社員も集まっている。地元のお客様もそういうお店の方が嬉しいと思うんです。まずはスタッフと一緒に店をつくり、数字を作り上げ軌道に乗った上でゆくゆくは店を分かち合っていけたら」と夏木氏は話す。

写真中央が代表の夏木拓郎氏。向かって右が店長の岡部航平氏、左が「七福八郎」店長の見上将人氏

（取材＝大関　まなみ）

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