「大衆酒場ネオトーキョー下北沢店」がオープン。坪月商50万円の三軒茶屋に続く同ブランド2店舗目！ストリートカルチャーを反映したトレンド感満載の酒場業態

展開を見据え作った「大衆酒場ネオトーキョー」。情報発信力のあるエリアに出店！

下北沢駅東口から徒歩１分に「大衆酒場ネオトーキョー下北沢店」がオープン。運営のSLICKは、三軒茶屋「大衆酒場ネオトーキョー」と代々木八幡「イタリアンキュイジーヌ＆ナチュラルワイン LUCE」も展開する。同社は音楽活動やスケートボーダー、アパレルのブランドディレクターの職を経た岩崎慶人氏が2012年、奥渋谷に「Spanish & Bar LUZ」をオープンし創業。悪立地ながらも軌道にのり、よりよい立地を求めて、2016年に三軒茶屋の茶沢通りへ移転。その後、時代の流れを鑑みて2021年、同物件を「大衆酒場ネオトーキョー」にリニューアルした。「ネオ大衆酒場」らしいトレンド感を意識しつつも、流行りだけでなく音楽やアートなど、岩崎氏のストリートカルチャーへのこだわりを反映した店づくりが20代の女性客を中心に人気を博し、現在は11坪で月商は450万～550万円を売る繁盛店だ。

同社が運営する「イタリアンキュイジーヌ＆ナチュラルワイン LUCE」はシェフの料理ありきに対し、「大衆酒場ネオトーキョー」は展開を見越し、熟練の料理人が不在でもまわるよう組み立てた業態だ。将来的には10店舗ほどに拡大したい考え。「三軒茶屋が軌道に乗ったことから次の物件を探していました。下北沢に加えて中目黒、恵比寿、渋谷、代々木八幡、学芸大学など、店の話題が広がりやすい、“情報発信地”となるエリアを中心に見ていましたが、なかなか『これ』というものが見つからず、1年以上、内見を繰り返しました」と岩崎氏。50件以上の物件を見続け、ようやく見つけたのが下北沢の元居酒屋の同物件だ。入口はやや奥まっているものの路面であり、駅前で人通りも多い。家賃とのバランスもよく契約した。

路面ではあるが入口は少々の階段を上った位置にあり実質1.5階のような物件。とはいえ全面がガラス張りで視認性は良い

店舗データ