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三軒茶屋に「大衆酒場ネオトーキョー」がオープン。アパレルや音楽、ストリートのカルチャーを背景にトレンドをギュッと詰め込んだ“東京ネオ酒場の決定版”が登場!

7月6日、三軒茶屋に「大衆酒場ネオトーキョー」が開業した。運営はSLICK(東京都渋谷区、代表:岩崎慶人氏)。2012年、渋谷神山町で創業し、その後、三軒茶屋に移転した同社の「スペイン料理と自然派ワイン LUZ(ルース)」をリニューアルしてのオープンだ。4年半にわたり三軒茶屋で営業してきた同店だが、より街に合わせた業態変更を検討。行きついたのが、若者も立ち寄りやすい大衆酒場だ。アパレルや音楽、ストリートのカルチャーをバックグラウンドに持つオーナー岩崎氏が、飲食の常識にとらわれない店づくりを実践。今のトレンドを詰め込んだ“東京ネオ酒場の決定版”がここに登場だ。


アパレル出身オーナーによるワインバル。「街に合わせた業態」の重要性を痛感し、ネオ酒場にリニューアル!

三軒茶屋駅から徒歩6分ほど、下北沢方面に茶沢通りを進んだ先に表れる「大衆酒場ネオトーキョー」。以前は「スペイン料理と自然派ワイン LUZ」(以下、「LUZ」)だった場所で、紫色の暖簾と煌々と光るピンクのネオンサインが目印。連日、若者や女性を中心ににぎわうネオ酒場だ。

オーナーの岩崎慶人氏は、音楽やアパレル、ストリートカルチャーに精通した人物。20代は音楽活動やスケートボーダーとして活躍。その後、アパレル業界でブランドディレクターを11年にわたり務めた。2012年、渋谷・神山町に「LUZ」を開業したことで飲食店オーナーとしてデビュー。「もともとワインが好きで、いつか店をやりたいとは考えていましたが、知人から物件を紹介されたことが出店のきっかけでした。人通りの少ない路地、地下1階で視認性は良いとは言えない物件でしたが、そのぶん初期費用が格安だったのが決め手です」と岩崎氏は話す。

年に一度はテナントが変わるような物件だったが、「LUZ」は軌道に乗り、4年ほど営業。ある程度キャッシュが溜まり、もっとよい場所に移転しようと、2016年12月、三軒茶屋の現在の場所に移転した。三軒茶屋のメイン通り、茶沢通りの間口の広い路面物件だ。また、2019年12月には下北沢のイタリアンで働いていたシェフの西村崇光氏との出会いがあり、2店舗目として代々木八幡に「イタリアンキュイジーヌ&ナチュラルワイン LUCE(ルーチェ)」(以下「LUCE」)もオープンした。

「『LUCE』は自然派ワインの激戦区である代々木八幡に出店しましたが、激戦区だけに街には多くのワイン好きの方がいた。そうしたお客様に支えられ経営は順調に推移しました。これにより、街に合った業態をやることの重要性を痛感。『LUZ』の売上もコロナ禍の状況でも堅調な業績をキープできていましたが、より街の人に喜ばれる業態にすべきでは?と考えるようになりました。これまでは30代・40代が中心の客層でしたが、三軒茶屋には若者が多く、近年、大衆酒場が盛り上がっている。そこで、20代含め幅広い人が立ち寄れるネオ酒場へリニューアルすることにしました」と岩崎氏。「LUZ」は2021年6月19日で閉店。その後、7月6日に「大衆酒場ネオトーキョー」として再オープンした。

茶沢通りに立地。ピンクのネオンが目印。全面ガラス張りで中の様子がよく見えるつくりだ

店舗データ

店名 大衆酒場ネオトーキョー
住所 東京都世田谷区太子堂3-15-5 バナナビル 1F

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アクセス 三軒茶屋駅から徒歩6分
電話 03-5432-9150
営業時間 18:00~翌2:00(LO翌1:00)
定休日 月曜
坪数客数 11坪21席+テラス4席
客単価 4000円
運営会社 株式会社SLICK
オープン日 2021年7月6日
関連リンク 大衆酒場ネオトーキョー(Instagram)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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