「NEO JAPANESE STANDARD 立川店」がオープン。千葉で5店舗を展開するJAPSYが創業8年目にしてオーナー地元で第二のスタート、海外進出に向けて歩みを進める！

「コミュニティを作る」「街を変える」をモットーに立川で展開、「NEO JAPANESE STANDARD」業態の横展開やスタッフの独立支援も

オープンしたばかりとあってか、まずは近隣の人々が一次会として利用することが多いという。そのお客の中で徐々に２軒目・３軒目としても使える店という認識が広がり、多くのお客が再来店。そのリピート率の高さに蟻川氏は手ごたえを感じているという。

また、店づくりでは一人客の入りやすさも意識したところ。カウンターは一人客の居心地を考え、カウンターの席数はあえて奇数にしている。「店が一人で来たお客様同士を紹介し、コミュニティをつくり、その人の居場所となる空間にしていきたい。『コミュニティを作る』ひいては『街を変える』も店づくりで大切にしていることです」と蟻川氏。千葉同様に立川でもドミナント展開を進め、「街を変える」を目標に掲げる蟻川氏。今後は千葉でヒットした業態を立川に持ってきたい考えだ。

同時に「NEO JAPANESE STANDARD」業態の横展開も検討中。同業態を都心に出店し、会社の基盤としたいとのこと。スタッフの独立支援、経営者の輩出も目指すところで、利益の出ている店舗をスタッフに譲り、失敗しない独立を実現したい考えだ。実際に千葉で運営していた「TEPPAN筋クリート」を2020年10月にスタッフに譲渡している。そして念願の海外進出は2年以内を見据え、着々と歩みを進める。

写真右から代表の蟻川 優氏、取締役の上原将太朗氏、千葉店スタッフの渡部氏、同店スタッフの本間氏、それぞれお気に入りの日本酒ボトルを持って。日本酒のセレクトに迷う場合はスタッフが好みや気分に応じてセレクトしてくれる

（取材＝大関　まなみ）

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