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渋谷に「獅天鶏飯」が開業。新橋の定借物件で8か月の営業を経て移転リニューアル、ニュージャンル「シンガポールチャイニーズ」で、早くも人気沸騰中!


渋谷の人気店「Ebizo」代表との運命的出会いを果たし、新橋店開業へ

独立の準備に入った佐藤氏は、西新宿のスナックを間借りして、毎日ランチでチキンライスとバクテーを提供する店を開いていた。同時に、古巣の「どろまみれ」で予約制のディナーコースを提供したり、知人宅へのケータリングを行ったりと、精力的に動く。そんな中、飲食業の知人から紹介され、渋谷の「ロブスター&シャンパン Ebizo」へ足を運んだ。「『いい店だから行ってごらんよ』と言われていたので、当初は普通にご飯を食べる程度の気持ちでいました。けれども、そこで代表の雨宮さんとお会いして意気投合して。その後も僕の間借りの店に来てもらったりしてあっという間に仲良くなったんです」。

当時、新たな業態の開業を考えていた雨宮氏は、シンガポール料理という佐藤氏のコンセプトに賛同。折しも新橋で物件が見つかったこともあり、一緒に開業することを提案した。「新橋は定借物件だったので、開業したとしても移転は決まっていたんです。ただ、期限を決めることで雨宮さんの会社はシンガポール料理業態の良し悪しを図ることができるし、私自身も雨宮さんとのマッチングを見ることができる。互いに『ちょうどいいね』ということで、新橋での開業を決めました」。

こうして2021年7月、新橋で「獅天鶏飯」が開業。現地の味を忠実に再現したチキンライスやバクテーなどのシンガポール料理はたちまち人気を博し、佐藤氏と雨宮氏は定借終了後も本格的に同店を続けていくことを決めた。「移転後の物件を新橋で探していたのですが定借だったり、規模が大きかったりと、なかなか条件に合うものが出てきませんでした。そんなとき、知り合い伝いに渋谷の物件を紹介してもらったんです。『Ebizo』も渋谷にあるし、周囲はオフィス街でランチ需要も見込める。思い切って渋谷に移転しようとなりました」と、佐藤氏。新たに「シンガポールチャイニーズ」というコンセプトを引っ提げ、4月7日、渋谷で「獅天鶏飯」は開業した。

大通りに面したビルの2階に立地。空中階ながら、オフィス街の真ん中というアドバンテージも活かし、ランチ時には多くのお客で賑わう

店舗データ

店名 獅天鶏飯(してんけいはん)
住所 東京都渋谷区渋谷3-18-10 大野ビル2号館2F

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アクセス JR渋谷駅新南口から徒歩2分
電話 03-6881-1193
営業時間 ランチ【月~金】11:30~15:00、ディナー17:00~24:00 【土・祝】11:30~21:00
定休日 不定休
坪数客数 約11坪22席
客単価 夜5000円、昼1000円
運営会社 株式会社アイクリエイティブオフィス
オープン日 2021年4月7日
関連リンク 獅天鶏飯(Instagram)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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