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渋谷に「獅天鶏飯」が開業。新橋の定借物件で8か月の営業を経て移転リニューアル、ニュージャンル「シンガポールチャイニーズ」で、早くも人気沸騰中!

2021年7月から新橋で営業していたシンガポール料理店「獅天鶏飯(してんけいはん)」が、4月7日に渋谷へ移転し、新たなスタートを切った。経営は同じく渋谷で「ロブスター&シャンパンEbizo」を運営しているアイクリエイティブオフィス(東京都渋谷区、代表取締役社長:雨宮光希氏)。代表の雨宮氏と意気投合した佐藤一聖氏が店長を務める。移転後のコンセプトは「シンガポールチャイニーズ」にブラッシュアップ。佐藤氏が惚れ込んだシンガポールの伝統的な料理を再現しつつ、日本人になじみの深い中華料理も品書きに並べることでお客の間口を広げる狙いだ。シンガポール料理をはじめとしたエスニック料理の認知を高めることに力を入れている。


旅と食を愛し、様々な業態を経験。自身の琴線に触れたシンガポール料理で独立を目指す

店内に一歩足を踏み入れると、鶏出汁やジャスミンライスの香りがふわり鼻腔を抜け、異国情緒に心奪われる。「内装は、『ラグジュアリーな町中華』をテーマにしています」とは、店長の佐藤一聖氏。見渡せば、町中華の定番色である赤色に木の設えが融合し、親近感の中に品のある空間を創り出している。

佐藤氏がシンガポール料理と出会ったのは、大学生の頃。飲食店でアルバイトをして金を貯め、バックパッカーとして世界各国を巡り歩いていた。「東南アジアをメインに、ヨーロッパやアフリカの方にも足を伸ばしていました。けれども、学生時代はそこまで裕福でもない。そんなときに、物価が安くてより多くの食べ物に触れられたのがシンガポールだったんです」。大学卒業後は営業の会社に就職するも、飲食業の楽しさが忘れられず1年ほどで退職。将来自店舗を持つことを志し、様々な店舗で現場体験を積むことを考えた。「イタリアンやパン屋、定食屋、大衆酒場、焼鳥屋など、当時は色々な店を掛け持ちしていました」と、佐藤氏。その中でもまとまった休みがあったときには海外へ足を運び、日本で学んだ料理と現地の料理の違いに触れるなどしていた。

その後、四ツ谷の「焼鳥串焼 どろまみれ」で2年ほど社員を経験。退職後はタイ料理店とシンガポール料理店を掛け持ちして働き、2021年2月に独立開業の準備に入る。

「ラグジュアリーな町中華」をイメージしたという内装。カウンター上に酒のボトルを置くことで、ランチ時のお客にもディナーへ意識を向けさせる

店舗データ

店名 獅天鶏飯(してんけいはん)
住所 東京都渋谷区渋谷3-18-10 大野ビル2号館2F

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アクセス JR渋谷駅新南口から徒歩2分
電話 03-6881-1193
営業時間 ランチ【月~金】11:30~15:00、ディナー17:00~24:00 【土・祝】11:30~21:00
定休日 不定休
坪数客数 約11坪22席
客単価 夜5000円、昼1000円
運営会社 株式会社アイクリエイティブオフィス
オープン日 2021年4月7日
関連リンク 獅天鶏飯(Instagram)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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