富士観光開発(山梨県南都留郡、代表取締役社長 志村和也氏)が、富士桜高原麦酒の初の直営店「BeerBar 富士桜 Roppongi(ビア・バー・フジザクラ・ロッポンギ)」(支配人 前田武志氏)を3月9日にオープンした。富士桜高原麦酒(ふじざくらこうげんビール)は、山梨県・河口湖の醸造所で富士観光開発が製造販売している地ビール。醸造長を務める宮下天通氏は、ドイツ「デーメンス醸造専門学校」でビールの醸造を学び、以来19年のキャリアを持つ醸造家。2年に一度アメリカで開催され“ビールのオリンピック”と言われるコンペティション「ワールドビアカップ」で金賞を受賞するなど、富士桜高原麦酒のビールは国内外で高い評価を得ている。このビールをもっと多くの人に楽しんでほしいとこの度オープンしたのが「BeerBar 富士桜 Roppongi」だ。
店舗は六本木交差点から徒歩約2分、俳優座劇場近くのビルの地下にある。落ち着いた雰囲気の中、広々としたカウンターにタップが設置され、「ピルス」や「ヴァイツェン」、「シュヴァルツヴァイツェン」、「ラオホ(燻煙ビール)」など、富士山の天然水“富士桜命水”を使いドイツのビール純粋令(ビールは麦芽・ホップ・水・酵母のみを原料とする、というもの)にのっとってつくられる富士桜高原麦酒の定番ビールがすべて樽生で提供されている(M 700円/L 1000円)。さらに、オープン記念の「六本木 ドラフト ワン」などといった限定ビールも人気。“おかわりしたくなる、ごくごく飲める”富士桜高原麦酒のビールは、1リットルグラスでの注文も多数入っているという。
同店では富士桜高原麦酒のビールのほか、他社のゲストビールも樽生で提供している(M 800円/L 1100円)。自社のビールばかりでなく他社のものも提供しているのは、わけへだてなく美味しいものを飲んでもらって、ビールをもっと広く楽しんでほしいという考えから。かつての地ビールブームの頃から醸造を続けている同社及び醸造長の「今のビール人気を一時のブームで終わらせたくない」という思いがこもっている。さらに、「BeerBar 富士桜 Roppongi」のもうひとつのポイントとして注目すべきはフードメニュー。ただビールだけを飲むのではなく、料理とビールのペアリングを楽しみ、新しい発見をしてほしいというのが同店のテーマとなっている。
料理は山梨の食材を積極的に使いつつ、前菜からサラダ、魚料理、肉料理、ごはんもの、麺と幅広く品数豊富。フレンチの手法を取り入れながらも、ビールに合うようさらに工夫を加えた逸品揃いだ。富士桜高原麦酒のそれぞれのビールの風味や旨みに合わせた大胆かつ繊細な味の構成が、ビールの魅力をさらに引き出している。開店後もフードメニューの改善が重ねられ、今後、コース料理の提供も予定(取材時)。フードメニューをますます充実させながら、ワインと料理のペアリングを楽しむように、「この料理にはこのビール」と、ビールと料理のペアリングを積極的に提案していく予定だ。大きなカウンターや個室など、じっくりと食事を楽しめる造りの「BeerBar 富士桜 Roppongi」。料理も酒もしっかり楽しみたい大人の客の要望に応えるメニュー構成をめざしている。
富士観光開発は今回の六本木への出店を足がかりに、富士桜高原麦酒を日本で、世界で、より多くの人に楽しんでほしいと考えている。19年前ビールの醸造を学ぶためドイツに渡った際、最初に飲んだドイツビールの味わいに衝撃を受け、醸造家の情熱を感じたという宮下氏。そんな宮下醸造長のもと、つくり手の思いが伝わるビール、もっと旨いビール、新しいビールをめざし続ける富士桜高原麦酒。その魅力をさらに広めるべく、「BeerBar 富士桜 Roppongi」のスタッフも一丸となって理想とする店づくりをめざしている。ゆくゆくは店舗を増やすことも視野に入れながら、まずは六本木で着実にファンを増やしていく考えだ。
店舗データ
店名 | BeerBar 富士桜 Roppongi(ビア・バー・フジザクラ・ ロッポンギ) |
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住所 | 東京都港区六本木4-8-7 嶋田ビルB1F |
アクセス | 大江戸線・日比谷線 六本木駅から徒歩1分 |
電話 | 03-5411-3333 |
営業時間 | 月〜木 17:00~23:30 土・祝 16:00~23:30(フードLO 22:30・ドリンクLO 23:00) 金・祝前日 17:00~29:00(フードLO 28:00・ドリンクLO 28:30) ※深夜営業日については変更の場合あり。店舗に問い合わせを |
定休日 | 日・月曜の祝日 |
坪数客数 | 43.9坪 ・40席 |
客単価 | 4000円 |
運営会社 | 富士観光開発 |
関連リンク | BeerBar 富士桜 Roppongi(FB) |
関連リンク | BeerBar 富士桜 Roppongi(HP) |
関連リンク | 富士観光開発(HP) |