新宿で予約殺到の人気店が銀座に進出。路地裏に佇むカジュアル空間で本格イタリアンが食べられるITALIAN DINING＆BAR「VILLAZZA due（ヴィラッツァ ドゥエ）」が銀座一丁目に6月6日オープン

昭和通りから一本入った銀座1丁目の路地裏に、両面ガラス張りのカジュアルな空間が広がる「VILLAZZA due（ヴィラッツァ ドゥエ）」が6月6日にオープンした。運営はサンルート（東京都渋谷区、代表取締役社長 鈴木朗之氏）。東京メトロ銀座1丁目駅から徒歩2分という好立地にある同店は、連日満席で予約も取りづらい状況が続いている新宿店「VILLAZZA（ヴィラッツァ ）」に続くホテルレストラン2店舗目の展開となる。支配人の川崎剛氏は「当店では、まずコンセプトをしっかりと固めることを優先しています。銀座というとインバウンドのイメージも強いかもしれませんが、大切なのは地域に根付いたお店になることです」と出店背景を語る。

店名の「VILLAZZA due」には、「銀河・天の川」と「喜び」の2つの意味が込められているという。「新宿店はバールとレストランの2つの表情を持っています。銀座では、新宿の成功事例を活かしながら、エリアに合った店作りを行っていく予定です。銀座は時間帯・曜日によって様々な表情を見せる街で、平日はビジネスパーソンが多く、休日になると買い物に来た女性が多くなるでしょう。当店では、こうした変化を見せる銀座にフィットする空間を提案していきます。カジュアルに使居心地の良いレストランにしていきたいですね」と川崎氏は話す。

料理に関してはホテル宿泊者の方がメインの朝食とランチ、ディナーで別のメニューになっている。ランチは「パスタAランチ」（1800円）と「メインBランチ」（2300円）、「選べるパスタ＆メインCランチ」の3種類を用意。川崎氏が「ランチ帯に来店されるお客様とのファーストコンタクトを大切にすることで、より幅広いシーンで利用していただけるように取り組んでいきます」と語るように、同店のコンセプトを存分に堪能できる内容になっている。たとえば「パスタAランチ」だと、「アサリとズッキーニのカラスミ風味 スパゲッティーニ」と「米澤ポークとアスパラガス、オリーブのトマトソース スパゲッティーニ」、「ズワイガニとトマトクリームソーススパゲッティーニ」、「香鶏とラデッキオのグラナチーズクリームソース フジッリ」、「12種野菜と大麦入りのミストローネ」といった本格的なパスタ類から1種類選ぶことができるといった具合だ。また、ディナーでは「新鮮野菜のバーニャカウダ」（1680円）、「ズワイガニとトマトクリームソース生パスタ タリアテッレ」（1600円）など、同店がこだわっている野菜とパスタを使ったメニューが目を引く。

ドリンクは特にワインに力を入れており、新宿店にソムリエが2名、そして銀座店にはワインエキスパートが1名在籍している。メニューもリーズナブルな銘柄から高級なものまで幅広く取りそろえ、赤と白をそれぞれ3種類。そしてスパークリングと本日のおススメが2種類ずつで、計10種類のグラスワインをラインナップ。なかでもおススメなのが「Frutta di Spumante（フルッタ ディ スプマンテ）」（4000円）で、ボトルスパークリングワインに5種類のプレミアムソフトドリンクなどがセットになったメニューとなっているので、グループで楽しめる内容だ。日本酒も現在人気を集めている「獺祭（だっさい）」（1合900円）や,まろやかな口当たりが特徴的な「〆張鶴 純」（1合900円）を用意。この他にも生ビールやカクテル、ウイスキーも取りそろえている。

「メニューから空間演出に至るまでカジュアルさを追求し、デイリーで使っていただけるようにしました。『VILLAZZA due』を多くの方に選ばれる店にしていきたいです」と川崎氏は語る。ちなみに支配人の川崎氏と副支配人の安保氏は以前、原宿のイタリアンレストランで共に働いていた経験を持つ。こうした関係を持つ二人だからこそ、高いビジョンの実現に向かって邁進することもできるのだろう。同店が銀座に根付いたとき、「VILLAZZA due」のエリア展開は拡大しているはずだ。

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