新宿の老舗スペインバル「Refrain(リフレイン)」の姉妹店、古民家をリノベーションした一軒家バル「Spain bar Caliente(スペインバル カリエンテ)」が本郷三丁目に11月12日オープン！日本人なら誰もが落ち着く和の空間で新たなスタイル提案

春日通りと本郷通りが交差する本郷三丁目交差点から1本路地に入った場所にある昭和初期の古民家をリノベーションした一軒家バル「SPAIN bar Caliente（スペインバル カリエンテ）」が11月12日オープンした。同店は、新宿の老舗スペインバル「Refrain（リフレイン）」の姉妹店として、SBC サービスビジネスコンサルティング（東京都新宿区、代表取締役：日賀野俊雄氏）が直営で運営する。同社は、スペインバル業態を都内に7店舗（新宿2店舗、池袋、吉祥寺、八丁堀、学芸大学、神保町）、大阪に2店舗（大阪福島、心斎橋）運営、新店は10店舗目となる。
日賀野氏が、何年も前から物件を探し、やっと巡り逢えたという今回の物件。その魅力は、非日常を演出する7mもの吹き抜け空間。ただ単に古民家バルがやりたかったわけではない。本国スペインのように、ライフスタイルに合わせて使えるスタンダードなバルにこだわり続けている同氏は「空間と場所、文化を提供すること」がミッションだと語る。本郷三丁目は、ビジネス街でありながら、大学、専門学校や小・中学校が多く立地する。さらに周辺には古くからの商店や旅館が点在するエリア。ランチで午後へのエネルギーをチャージしたり、仕事の後にリラックスして酒を楽しんだり出来る空間が必要とされていると分析する。
メニューは、ニュージーランドからチルドで輸入する名物「ラムチョップ」（1本 580円）をはじめ、タパスやパエリアなどの定番スペインバルメニュー。フレッシュトマトとガーリック、オリーブオイルのシンプルな一品「パンコントマテ」（780円）やブルーチーズがアクセントの「マドリッド風 ミートボール」（1280円）、豚文化を伝える「豚バラコンフィ バルサミコソース」（1280円）など、スペイン現地から取り入れ、ブラッシュアップを重ねた新メニューもラインナップ。また、ランチにはスペイン食材を使ったオリジナルの「ブイヤベースカレー」（1260円）にサフランライスを添えて提供する。
ドリンクは、この空間で日本ワインを飲んでもらいたいと「南野呂の一升瓶ワイン」をハウスワインとして用意。スペインを中心とした小規模生産者によるこだわりのワインは、グラス530円～、カラフェ1900円～、ボトル2800円～とし、ひとりでもグループでも楽しめる設定。また、日賀野氏が念願叶って導入したスペインの樽生「アンバー・エクスポート」（350ml 980円）は、一度飲んだらリピーター確定というほど大好評だという。おすすめの「シェリートニック」（680円）は、「レブヒート」の名称でスペインではもっとも愛されている「マンサニージャ」というコクのあるドライシェリーを使用したロングドリンク。冷たいままの温度が持続する銅マグを用い、溢れんばかりにたっぷり入っているのが嬉しい。
日本人なら誰もが落ち着く、温かく品のある佇まいの古民家をリノベーションした和の空間での新しいスペインバルスタイル。今回、直営で挑戦したのには理由がある。FCでの提案を視野に入れているからだ。FCでコンサルティングした店舗で、万が一、売り上げが立たなかったときに業態変更も視野に入れて提案するという日賀野氏。現在のところそのような事態になったことはないが、リスクを最小限におさえ、回避できるのもFCの強みとしている。

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