銀座の隠れた名店「薬膳中華 黎花（ライカ）」が歌舞伎座そばの新築ビルに、12月15日移転オープン！

身体に優しい広東風薬膳料理で銀座のアッパー層に人気の「中華膳房 黎花（ライカ）」が銀座5丁目に移転、6ヶ月の休業を経て、12月15日リニューアルオープンした。移転場所は歌舞伎座の真向かい、晴海通りと昭和通り交差点角に立つ新築ビル7階。1階に取り寄せダイニング「十勝屋」が11月にオープンするなど、今後も数店舗の飲食業態が入居予定の「デュープレックス銀座タワー」の最上階である。
オーナーシェフ黎志健（ライ シケン）氏は香港出身で、高級薬膳中華料理店「星福」の総料理長として14年務めた後、2001年に独立。現在は店舗運営のほか、パーティー向けケータリングやレシピプロデュースなど幅広くこなしている。黎氏の料理テーマである「福寿健美（ふくそうきんめい）」は「思わず微笑みのこぼれる幸福な料理」「健やかに美しくなれる健全な料理」という意味があり、女性はもちろんのこと健康管理に気を遣う政財界やスポーツ界にも多くのファンを持つ。
ランチは1､260円～、ディナーは5､775円～12､600円（5､775円デザート含め8品）とアラカルトを用意。コースの一例としては、長時間煮込んだふかひれ入り薬膳スープ、アボカドと車海老のゆば巻き、豆腐の煮込み～陰陽ソース～など。ドリンクは薬膳酒、紹興酒、ワイン、中国茶などを揃える。爽快な飲み口のオーストラリアワインはボトル2,500円から。
店内は夜景を眺望できる開放的なつくりとなっており、深いグリーンのクロスに木目床の茶が映える清潔な空間である。個室4室は間仕切りが可動式で小人数～大人数まで対応可能。必ず各テーブルへ挨拶に回るシェフの人柄が反映した料理は、偽りのないシンプルさが印象深い。心にも胃腸にも優しく染み渡る健全な料理を堪能できる場所である。

店舗データ