渋谷に「炭焼きリリー」がオープン。日本酒居酒屋やフレンチレストランを展開するＨ VIEWの新店舗、人気店ひしめく”マークシティ裏“で、ワンランク上のすし酒場で差別化

クラフトビールやナチュラルワインが“業態くずし”のキモ？

メニューは海鮮を主体とした原始焼きと握りと手巻きのすしを軸に、同社の統括料理長、榎本 薫氏が「今、食べたいもの」をテーマに揃えた一品料理も。

炉端で焼く原始焼きは「大トロいわし」（1090円）や「大海老一尾」（1310円）などの海鮮や「和牛もも」（2630円）などに、日替わりの海鮮も加わる。すしは握りが「マグロ赤身（２貫）」（390円）、「カツオ藁焼き（２貫）」（430円）、「ウニ軍艦（１貫）」（870円）など。手巻き寿司は「魚卵宝石巻き」（1080円）、「ネギトロ沢庵」（540円）、「鰻クリームチーズ」（650円）など。一品料理は「炭薫和牛ユッケ」、「旬果実の生ハムチーズ」、「HYENEの手羽先（2本）」（650円）などに、日替わりで「刺身五点盛り」（一人前690円）も用意。店のおすすめが一通り食べられるおまかせコース6050円も用意しており、飲み放題2750円を付けておおよそ9000円弱使えば「しっかり飲み食べしたな」と満足してもらえる設計だという。

ドリンクは炉端やすしとの相性、また日本酒居酒屋を展開することもあり日本酒を豊富に用意。すべてグラス120mlで770円、35銘柄ほどを常時ラインナップ。その他、生ビールは「ザ・プレミアムモルツ」（650円）にハイボールやサワー、お茶割り（650円～）といった定番ドリンクから、瓶・缶のクラフトビール（1310円～）やナチュラルワイン（グラス1100円）も取りそろえる。「この内装で和食を出しているのにHIPHOPの音楽をかけ、店内の一角にはあやしげなネオンを光らせたりしていて、一見ちぐはぐなのですが、そこにクラフトビールやナチュラルワインのようなトレンドドリンクを置くことで、アンニュイな雰囲気ができて、整合性が取れると思っています。ここが業態くずしのポイントです」と中田氏。

すしは職人が握る。定番ネタから創作ネタまで

「炭薫和牛ユッケ」は炉端の炭で炙った和牛を使用。ネオ居酒屋的な一品料理も揃う

店舗データ