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浅草に「呑みやしき209」がオープン。渋谷で坪月商60万円超「呑ん処209」の業態をベースに、天ぷら、すし、一口サイズのつまみおでんをコンテンツにしたネオ酒場


一口サイズで複数人でもつまみやすい、「つまみおでん」を新たに投入

天ぷらは魚介や野菜の定番から創作ネタまで30品超。特に名刺代わりの品が「大根」(390円)で、出汁の染みた大根の天ぷらを、某ハンバーガーチェーンに似せた紙袋に入れて提供する。その写真は「吞ん処209」の象徴的なメニューとしてSNSでおなじみとなっており、同店でも提供する。すしは「鯖」「サーモン」(各650円)のバッテラや、「梅しそ」(400円)、「鉄火巻」(450円)の細巻を用意。

さらに特筆すべき点として、同店では「吞ん処209」で人気のすき焼きの代わりに「つまみおでん」を用意。「おでんと言えば酒場の定番ですが、大根や卵など、箸で切り分けるのは難しく、複数人で食べにくいと感じていた。そこで、一口サイズで気兼ねなくつまめるおでんを出そう!と考えました」。例えば「たまご」(350円)は鶏卵ではなくうずらの卵を、「こんぶ」(200円)も一口サイズにカットして盛るなど「つまみやすさ」を意識している。

それ以外のつまみも見逃せない。アイスクリームチェーンのパロディの紙カップで提供する「男のポテサラ」(450円)や、「月に1回出たらラッキー」という「漢気!キャビアおろし(一瓶)」(6000円)など、遊び心あるメニューも交えつつ、クイックつまみやホルモンの素揚げ、おでん出汁を使ったうどん「うでん」(400円)といった〆で構成する。

ドリンクは「生 アサヒスーパードライ」(500円)やハイボール(各種450円~)、ホッピーの「セット」(580円)、焼酎ボトルは2500円~、酎ハイやレモンサワーは各種490円~と一通りを網羅。サイコロを振って目の数に応じて内容や値段が変わる「丁半ハイボール」も用意しており、ゾロ目が出たら無料、正解なら半額の225円、ハズレは量・内容ともに2倍の1100円。出た目も当てたら金宮焼酎のボトルサービスという内容で、サイコロを振る際はスタッフが鳴り物で盛り上げる演出付きだ。

下町大衆酒場の定番「ハイリキ」も、珍しい1リットル瓶(約5杯分)を1000円で用意。瓶ビールの大瓶も各種590円で、これらは価格を手ごろに設定している分、「早い者勝ち」の数量限定としており、早い時間の集客につなげたい狙いだ。

ワインや日本酒は店内一角にある冷蔵庫からお客が選ぶスタイル。「渋谷では居酒屋でもナチュラルワインを置く店が増えましたが、浅草にはまだ少ない」と、すべてナチュラルワインでボトル3000~4000円。日本酒は純米酒にこだわり、四号瓶3000円~。

「吞ん処209」でも人気の「大根」の天ぷら。「印刷を間違えてしまって…」というお決まりのトークとともに提供する

おでんの「カプレーゼ」は、つまみやすいよう一口サイズのモッツアレラチーズに、湯むきして出汁を染みこませたミニトマトにバジルを添える。「気づいたらパクパクつまんでしまう」おでんを目指している

店舗データ

店名 呑みやしき209(ニーマルキュー)
住所 東京都台東区浅草1-43-9レクス浅草1F

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アクセス つくばエクスプレス浅草駅から徒歩0分
電話 03-6802-8580
営業時間 12:00~23:30
定休日 無休
坪数客数 24坪52席+スタンディング
客単価 3000~4000円
運営会社 AGTK株式会社
オープン日 2023年2月9日
関連リンク 呑ん処209(記事)
関連リンク アジアンバル209(記事)
関連リンク 呑みやしき209(Instagram)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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