アサイーボウルやパンケーキがロコに大人気のハワイ「ボガーツカフェ」が東京・原宿に初上陸！国内2店舗目となる「ボガーツカフェ原宿表参道店」が5月29日にオープン

原宿・表参道エリアは、インバウンドの有力店のパンケーキがブームになって久しい。なかでも、ハワイ発の飲食店が数多くあり、パンケーキをはじめ、アサイーボウルやエッグベネディクトなどを売りにした店のオープンが相次いでいる。この激戦区ともいえる同エリアに、また一つ新たなハワイ発の人気店「ボガーツカフェ原宿表参道店」が5月29日に誕生した。2013年6月に「ボガーツカフェ大阪堂島店」が国内初出店として誕生してから、およそ2年後のオープンとなった同新店舗。経営は「ボガーツカフェ」の日本でのライセンス契約締結を機に、異業種から参入してきたMomo Dining（大阪府大阪市、代表取締役社長：尾本直史氏）。代表の尾本氏は、もともとハワイが好きで、何度もハワイを訪れるうち、ダイヤモンドヘッドの麓にあるロコに絶大な人気を誇る「ボガーツカフェ」に出会い、その料理の美味しさに魅かれた。オーナーであるマリア氏の素材にこだわった料理の数々は地元でも評判になりハワイのグルメ雑誌で賞を受賞するなど、今や有名店となっている。当然、日本からのオファーも何回かあったが、マリア氏の素材へのこだわりを尊重する納得できる契約には至らなかった。しかし尾本氏は、マリア氏が重要視している素材面でも十分納得してもらえる内容で、日本での展開を約束し、ライセンス契約を交わしたという。「日本に持ってくるなら、有名なブランドのカフェより、地元ハワイの人達に愛されているカフェが良かった。いつもロコ達で一杯のボガーツカフェは、まさにそんなお店でしたから」と尾本氏は当時を振り返る。

2013年、大阪に日本1号店をオープンしたが、東京への出店も視野に入れていた同氏。激戦区である原宿・表参道エリアのキャットストリートを選んだ理由について、尾本氏は「やはり、このエリアは我々がメインターゲットとしている大人の女性が多い。また、ハワイ発の飲食店も多い場所だからこそ、ここで『勝負したい』というマリアの強い思いもありました」と話す。原宿キャットストリートの端、ビルの２階と3階という、立地的には１階路面には敵わないものの、店内はガラス張りで陽射しがたっぷり入り明るい。インテリアも、ハワイ本店と同じ雰囲気に仕上げ、壁は淡いグリーン、赤い椅子、壁面にもハワイの画家が描き下ろした絵を飾り、居心地の良い空間を造り上げている。

ハワイ本店でも人気を誇る「アサイーボウル」をはじめ本場の味が楽しめるメニューライナップ。「アサイーボウル」（950円）は、本店同様に、フレッシュなバナナ、ストロベリー、ブルーベリーをトッピングし、シンプルな美味しさが魅力だ。ロコに人気ナンバーワンの「ママズフライドライス」（1,100円）も、マリア氏直伝のレシピと調理法で提供され、日本でも人気が高いメニュー。また、同新店舗の限定メニュー「東京サプライズバーガー」（1800円）は、マリア氏と共同開発した自信作でオススメの一品。黒毛和牛100％パテの中にショートリブを入れ、ロコソースとタルタルソースをかけたロコモコバーガーをイメージしたもの。その他、「エッグベネディクト」6種（1500～2300円）、「オムレツ」7種（1200円～1600円）、バーガー＆サンドイッチが9種（900円～1800円）など充実のラインナップ。ドリンクは、「アサイーのスムージー」（750円～800円）をはじめ、「トロピカルドリンク」（500円～550円）や、「エスプレッソドリンク」9種（500円～600円）、「ビール」（600円～750円）、「ワイン」（600円～650円）、「カクテル」（600円～700円）などのアルコール類も揃える。

「ハワイ本店同様に、料理は素材や調味料にもこだわり、店内のキッチンで調理していますから、近隣のハワイアンカフェには負けないと自負しています。ですから、まずは東京でしっかり『ボガーツカフェ』を知ってもらいたいですね」と同店マネジャーの葉桐征大（はぎりゆきひろ）氏は意気込みを話す。また、今後の店舗展開については、ゆっくり、タイミングが揃ったら考えて行きたいと代表の尾本氏は語る。ハワイ本店と同じく、原宿・表参道の激戦区でも、地元の人に愛される店になるのか、今後に注目していきたい。

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