DREAM ON COMPANYの新業態「Espresso D Works（エスプレッソ ディー ワークス）」と「Reggiano（レッジャーノ）」の2店舗が、恵比寿ZEST跡地に2014年10月8日、同日オープン

2012年11月11日に、イタリアン食堂＆ワインバル「渋谷道玄坂DRAEMON（ドラエモン）」をオープンし、東京初出店を果たしたDREAM ON COMPANY（ドリームオンカンパニー、愛知県一宮市、代表取締役 赤塚元気氏）が、新業態となるニューヨークスタイルのエスプレッソカフェ「Espresso D Works（エスプレッソ ディー ワークス）」とイタリアンカジュアルレストラン「Reggiano（レッジャーノ）」の2店舗を恵比寿のZEST跡地に、2014年10月8日、同日オープンした。同社は、独自の人材育成法のもと、心からあふれる元気で明るい笑顔とともに、常に客に感動を与える気配りのある接客力の高さを武器として、愛知県一宮市に居酒屋を7店舗展開。飲食事業のほかに、バッティングセンターなどのアミューズメント事業、賃貸物件などの不動産事業を行なっている。

「常に新しい挑戦をしたいとの思いから、カフェとレストランを展開したいとずっと考えていました。また、若い世代の飲酒量の減少傾向からも、飲み中心の居酒屋でなく、食事メインのレストランやゆったりした空間のカフェが求められてきていると感じます。敢えて、自分たちの得意とする居酒屋ではなく、自分たちの強みとなる部分を活かし、お酒を飲まない仲間と一緒に美味しい食事を楽しめる居心地の良い空間となる店づくりを目指しています」と代表の赤塚氏は、今回の出店を新たなステージへの挑戦と語る。

ニューヨークスタイルのカフェ「Espresso D Works」の売りは、オセアニアの老舗ロースター“ALLPRESS（オールプレス）”の豆を使用したこだわりのエスプレッソ。ホットにはラテアートが施され、アイスはメイソンジャーにたっぷりと注がれる「D Works ラテ」（Short 420円／Tall 450円）がおすすめ。フードは、カフェタイムには「サンドイッチ」（680円～）を。ランチタイムには、食べ応えのある生フランクを使用したホットドック「メキシカンチリ」（880円）やオーダーごとに焼き上げるふわふわの「パンケーキ」（980円～）などを用意。ディナータイムには、隣接するレストラン「Reggiano」のメニューを提供することで2店を連動させ、バル使いも可能とする。

一方、「Reggiano」は、「居酒屋より少し上の価格で、本格的な料理を気軽に食べられるワンランク上のカジュアルレストラン」と赤塚氏は位置づけている。店名に冠された“レッジャーノ”は、イタリアを代表するチーズのひとつ“パルミジャーノ・レッジャーノ”から引用したという。店内で抜群の存在感を放つシャンデリアも、“パルミジャーノ・レッジャーノ”の塊をモチーフにしたオリジナルだ。料理は、有名高級イタリアン出身のシェフが腕を振るう、原価率200％超えの「牛フィレとフォアグラのロッシーニ」（1280円）をはじめ、客の目の前で仕上げる「リゾットレッジャーノ」（1280円）など、持ち前の接客力も添え、他店との差別化を計る。ドリンクは、豊富に揃えられたワインのほか、ノンアルコールドリンクなどのカクテル類を多数用意する。

「今までは、営業前にスタッフ全員が集まり、ミーティングや朝礼、営業後には反省会を行なうことで、チーム力を強化した店づくりを行なってきました。しかし、カフェでは、スタッフ全員が集まることは難しいです。毎日決まった時間に働きたいスタッフもいれば、空いた時間に働きたいスタッフもいます。そのために、従来の連絡ノートのほかにLINEを使うなど新しいツールを取り入れるようになりました。柔軟にスタイルを変えて行くということも、時代の流れを汲んだ人材育成に繋がっていくと考えています」と、朝礼スタイルからツールを変えたことに自身も変化を感じていると赤塚氏は話す。時代の流れとともに、ライフスタイルに変化が起こり、客の時間の使い方にも自由度が増してきた。同時に、働くスタッフにも同じことが言える。創業50周年を迎え、ジャパン興業から社名も新たにスタートした同社。赤塚氏の新たなチャレンジは、仲間とともに夢を叶えるための大きな一歩となるはずだ。

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