日本最大の繁華街、銀座。銀座駅B6番出口から徒歩1分という絶好の立地に、新鮮・安心野菜×発酵×オーガニックワインの店「KARADANA GINZA（カラダナ ギンザ）」が7月3日オープンした。経営は、現在「広島お好み焼きBig-Pig」（神田）、「春夏秋豚（美肌コラーゲン鍋）」（銀座・那覇）、「すきしゃぶ食堂」（八千代緑が丘）、「壱鉄（北海道炙り）」（上野御徒町）、「ホルモンバー東京」（葛西）、「焼鳥五郎」（神田）、「越後コメ本舗（おにぎり・惣菜）」（柏）など幅広い業態で8店舗を経営しているスマイルリンクル（東京都千代田区、代表取締役：森口康志氏）。広島出身の森口氏は、東京で美味しい広島のお好み焼きを提供したいと「広島お好み焼きBig-Pig」を1994年に開業。以来20年間、常に時代のニーズをがっちり掴んだコンセプトの飲食店を次々と展開し続けている。その同社の経営する店舗の中で、最も女性客の割合が多く美肌コラーゲン鍋で知名度のある「春夏秋豚」の姉妹店として、より現代女性に魅力的な新鮮野菜、発酵、オーガニックというコンセプトを盛り込んだのが今回の新店舗だ。
「女性、特にアラサー・アラフォー世代の女子に支持してもらえればいい」と森口氏は言い切る。それほど、同店は女性客を意識した店づくりになっている。店内の内装は森口氏自らデザインし、大人の女性もゆっくりできる落ち着きのあるインテリア、照明にこだわった。店名の「KARADANA（カラダナ）」は、カラダに良いものを提供する店であることを表したいと、同氏が命名。「食べることでカラダに良いことをしているという感覚」が女子をターゲットにする場合必要になる。埼玉の契約農家から毎日届く新鮮で安全な野菜を、酵母菌や乳酸菌など発酵のチカラでアレンジした料理の数々がメニューに並ぶ。味噌や醤油、塩麹、ヨーグルト、チーズなどの酵素を含む発酵食品を使うことは、肌にも良く、疲労回復にも役立つ。森口氏の経営スタイルは常に客目線を重要視すること。コースの中に肉も欲しいというリクエストを受け、脂肪が消化吸収されにくいヘルシーなグリルドラムチョップを加えたものを早速用意したという。「お客様の反応を見ながら、メニューもどんどん変更していく。そうやって変化しながら『KARADANA』というブランドを育てていきたい」と語る森口氏。
同店のメニューには、既存店「春夏秋豚」からのアイデアが満載。「KARADANA流」にアレンジされ、新たな一品として登場している。コラーゲン鍋をベースに、農家からの新鮮なトマトのリコピンパワーを加えて供される「コラーゲントマト鍋の美肌吸収コース」（3500円）は、同店オススメの一つ。紫外線が強くなる季節にリコピンパワーは女子にとって嬉しい。そして、ワインは全てオーガニック。産地を限定せずに、その時々で良い物を揃えている。フランス、イタリアなどのヨーロッパ系からニューワールド系のものまで、常時20～30種ほど。また、イタリア直送、現地樽詰めの樽生スパークリングワイン「白スパークリング フリツァンテ（弱発泡）」（グラス557円、カラフェ1890円）は、飲みやすく同店イチオシのワインだ。
好立地の同店だが、実は3年間という期限付きの営業スタイルだという。「ここでの3年間は、とにかく楽しみながらいろいろとチャレンジし、お客様に喜んでもらえる店にしたい。そして『KARADANA』をブランドとして確立し、新宿や渋谷などのエリアで出店する構想もある」と展望を語る森口氏。創業から20年間、どんな時も常にアンテナを張り巡らし、これだ！と思うモノやコトに挑戦してきたその旺盛なチャレンジ精神が今後さらなる展開につながっていくことだろう。
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