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アウトレット業態第2弾!「ビヰルキッチン」中目黒に4月15日グランドオープン!


アウトレットワインがあるなら、アウトレットビールだって。そんな誰しも思うが、実現はなかなか難しい業態をスタジオナガレ(東京都千代田区、代表取締役 横井貴広)はスタッフの総力を上げて店舗出店にまでこぎつけた。しかも、2店舗目はシークレットで+81Restaurantの隣(神楽坂店)、既にオープンしている。
「キッチン業態にアウトレットビールを合わせたら?」の発想のもと、「ビヰルキッチン」業態づくりは始まる。オレンジ色のシェードは遠くからでもすぐにキャッチでき、テイクアウト用の木枠の窓によく合ってカワイイ。完全オープンエアのファサードには数個の樽が机として使えるように置かれ、これからの季節はさらに賑わいを見せるだろう。商業系空間デザイン会社ならではのスタジオナガレのフィルターを通してできた店はうまく目黒銀座と調和し、すでに前から存在していたかのような佇まいを思わせる。
アウトレットビールは、過剰在庫品や賞味期限3ヵ月が切れた“わけあり品“を対象にドイツやベルギー・イタリアなどのヨーロッパを中心に世界各国からのビールを合わせ常時最低80種程を用意する予定。タイミングが合えば、なかなか手に入らない銘柄を思わぬ価格で飲むこともできるらしい。
ここでポイントなのが、賞味期限。わかっていても3ヵ月間猶予のあるものと次の日が賞味期限切れのものでは、飲む気分が違う。そんな盲点もメニューにビール煮をはじめ7~8種類のビールを使った料理を出すことで在庫の回転を良くさせ、飲料用にはタイムリミットの短い物を回さない仕組みだ。
さすが、シミュレーションを何度も重ねた業態だけある。
『ワヰン酒場』のライセンスをやった時、中身の重要性を痛いほど感じました。今回の『ビールキッチン』は濃いです!」と横井氏。
メニューの目玉は、ビールに良く合う洋風バーベキュー串焼きを用意。ただの、串焼きではない。枠にとらわれない発想を強みとするナガレ流のエッセンスを加えると、炭がココナッツを使用したものになる。中央に焼場をつくり、客席からも継ぎ足している様子が見られるよう工夫されている。
ココナッツの殻で焼くと何とも言えない独特のスモーク風味が野菜や魚・肉にほのかに香る。特に鶏肉串のココナッツミルクカレーはオススメ(280円)見ても、食べても楽しめる演出だ。
イメージを統一させる為、ランチはココナッツミルクカレー(630円)やロコモコを用意する予定。木枠の窓が開放され、ランチ時には持ち帰ることも可能となっている。
ここでもチャンスロスの工夫が盛り込まれている。
神楽坂店は、ランチ営業をしない「ビヰル酒場」でプロトタイプとし、今後は「ビヰルキッチン」でライセンス販売として展開していけるよう、パッケージ化されている。
「価格だけでなく価値を提供できるよう工夫をこらし、すぐできるようになっています。」と横井氏。まずは、店の出来上がりを中目黒で確かめてはどうか。既に、ライセンス販売を待っているオーナーの名乗り手がいるようだ。
今期本格始動を始めるスタジオナガレ、4月中に5業態7店舗(ライセンス店舗含む)のオープンを控えている。
魚を使った新業態もあるらしい。ますます目が離せない。

店舗データ

店名 中目黒ビヰルキッチン 
住所 東京都目黒区上目黒2-13-6 

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アクセス 東急東横線/日比谷線 中目黒駅 徒歩3分
電話 03-5794-3670
営業時間 11:00~4:00
定休日 無し
坪数客数 坪数18坪 席数40席
客単価 3,000円
運営会社 株式会社スタジオナガレ
関連リンク スタジオナガレ
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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