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大阪で9店舗を展開する、みやざき地頭鶏の炭火焼鳥専門店「播鳥」が東京出店を積極化。11月24日、恵比寿に1号店をオープン!


宮崎県産の銘柄鶏・みやざき地頭鶏(ぢとっこ)の炭火焼鳥専門店「播鳥(ばんちょう)」を大阪・キタエリアで9店舗を展開する株式会社播鳥(大阪市北区同心、代表取締役・柄沢唯男氏)が、11月24日、東京1号店となる「地頭鶏 播鳥 恵比寿店」をオープンした。
恵比寿店は、JR恵比寿駅東口から徒歩3分の路地に立地。柄沢氏は「しっとりと飲める隠れ家的な店を目指し、恵比寿でも落ち着いた東口エリアにこだわりました」と話す。近隣に勤める30~40代男女をターゲットとし、山形県から運んだ古木を配するなど古民家風の落ち着いた造作を採用。カウンター10席以外はすべて個室仕様で、グループや宴会需要にも柔軟に対応する。
同店は2000年5月、大阪・天満に創業。主役となる地頭鶏は、県南部の飼育農家から毎日空輸で仕入れるもので、生で食せる鮮度が自慢だ。「宮崎ブームの以前から農家と契約を結んでいたことで、他店より仕入れ値を低く抑えており、そのぶん価格帯をリーズナブルに設定しています」と柄沢氏。炭をまぶして焼く宮崎名物「もも炙り炭火焼き」をはじめ、バラエティ豊かな鶏料理が人気を呼び、昨年11月開店の西中島店は35坪65席で坪月商900万円を売り上げるなど、全店が黒字経営を維持している好調ぶり。東京出店は2年前からの構想という。
恵比寿店のメニューは、「もも炙り炭火焼き」(1365円)、「手羽の炙り炭火焼」(1050円)、鶏の造り5~6種の盛り合わせ(1050円)など看板の地頭鶏料理のほか、築地で仕入れる朝挽きの大山鶏を使った串焼きや創作料理など約100種をラインアップ。料理は店内でイチから手づくりを基本としており、お好み焼き風の「浪花のつくね」(630円)、巨大焼きおにぎり「噴火山」(400円)、価格5円の「ご縁スープ」など、関西らしい遊び心あるメニューで個性化を図っている。また一部商品を除いて大阪と同じ価格設定とし、安くてボリュームのある“大阪価格”のお値打ち感を前面に打ち出す。ドリンクは宮崎直送などの焼酎(60種420円~)が主力だ。客単価は大阪より300円高い3800円で推移しており、月商800万円を見込んでいる。関西弁の元気な接客も売り物に、今後は東京に年2店舗のペースで出店を進める構え。早くも東京2号店の立地を中目黒に絞り込むなど、将来的に50店舗の展開を計画している。

店舗データ

店名 地頭鶏 播鳥 恵比寿店
住所 東京都渋谷区恵比寿4-7-1

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アクセス JR恵比寿駅から徒歩3分
電話 03-3444-7171
営業時間 17:30~翌1:00
定休日 無休
坪数客数 25坪・46席
客単価 3800円
運営会社 株式会社播鳥
関連リンク 播鳥
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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