恵比寿ホリックホテル内に「LA LUNA 〜Cafe & Diner〜」がオープン。1日を通じて使い勝手のよいカフェ＆ダイナーとして、恵比寿のランドマークをめざす

恵比寿駅西口から徒歩5分ほどの場所に佇む「LA LUNA 〜Cafe & Diner〜（ラルーナ カフェ&ダイナー）」。運営は、ホテル事業などを展開する（埼玉県上尾市、代表取締役：安野 清氏）だ。同社が手掛ける「恵比寿ホリックホテル」に併設されたカフェ＆ダイナー。地上12階建て・全36室を有する同ホテルの１階と２階にて、同社の直営店として、7月14日、ホテルと同時オープンを果たした。メインターゲットは恵比寿近隣の女性。「オシャレで感度の高い、恵比寿の女性の心をつかむ内装や商品を意識しました」と話すのは、同店の店舗開発担当の原田研一氏。

店名に「カフェ&ダイナー」と謳うだけあり、食事からお茶、ディナーまで幅広い利用動機にこたえる店づくりとしている。モーニングは宿泊者に対しての朝食提供のみだが、ランチ、カフェ、ディナーでそれぞれの時間帯ごとにメニューを用意。料理は、全時間帯を通じてフォトジェニックを意識した内容。思わず写真を撮りたくなる、見た目にも華やかな品々がそろう。

ランチは、主に近隣のオフィスワーカーに向けたメニューを用意。ハンバーガーは、「ルーナバーガー チキン」（1100円）、「ルーナバーガー ビーフ」（1200円）、「ルーナバーガー フォアグラとチキン」（1500円）と、定番の牛肉以外にもチキンやフォアグラなどのバリエーションを用意。加えて「ランチプレート」（1500円）や、「本日のパスタ」（1000円）もラインアップする。カフェタイムではスイーツとドリンクがメイン。「ルーナ パンケーキ」（1200円）は、パンケーキ生地を筒状に焼き上げた形状がユニークな一品だ。プレミアムソフトクリームの「クレミアアイスクリーム」（600円）も用意する。ドリンクは「ロングブラック（ブラックコーヒー）」（500円）、「カフェラテ」（600円）をはじめ、水出しコーヒーを専用サーバーできめ細かい泡を加えて注ぐ「コールドクレマ」（550円）も。ディナーは、ル・クルーゼの器を使った料理が充実。大人数でシェアできる「薩摩錦ちきんモモ肉のフリカッセ」（1900円）、「牛スネ肉とマッシュルームのマデラ酒風味」（2200円）などが目玉だ。このほか、アルコールとともに気軽につまめる一皿料理やパスタ、ステーキなど約30品がそろう。ドリンクは約20種類ほどそろうワインが中心でグラス700円～、ボトル3600円～。ビールには、「さっぱりとして女性にも飲みやすい」（原田氏）とセレクトした「ホワイトベルグ」の樽生（600円）をラインアップしている。各種ウイスキーや、オリジナルカクテルもそろう。

内装は、ホテルのコンセプト「都会の喧騒を忘れて落ち着ける空間」と統一し、スタイリッシュなアメリカンカジュアルな空間に仕上げ、高い天井が開放的な雰囲気だ。１階は、ワインボトルがずらりと並ぶ壁に向かったカウンター席を中心に、外にはテラス席も配備。２階はゆったりと寛げるテーブル席を配している。

ホテル内の立地ではあるものの、宿泊客よりも一般客にも広く開かれた店をめざす。「坂を上った先に佇む、12階もの高さがあるビル。近隣の人々にとっての憩いの場として、恵比寿のランドマーク的存在になれれば」と原田氏は話す。

店舗データ