「クラフトビアマーケット」最新店舗が、大手町駅直結の新・大型オフィスビル 商業エリアに誕生！ クラフトビール×メキシカンの「CRAFT BEER MARKET OTEMACHI」、5月9日オープン

この春、大手町に竣工した地上31階建ての「大手町フィナンシャルシティ グランキューブ」。東京メトロ・都営地下鉄5路線に直結するこのオフィスビルの商業ゾーン（1階・地下1階）に16のテナントが入居し（うち飲食14店舗）、5月9日グランドオープンを迎えた。飲食6店舗が出店する1階フロアは大手町仲通り・大手町川端緑道に面し、全店にテラス席を設けることで開放感を演出。大きな賑わいが期待されるエリアとなる。この1階エリアでも特に注目を集めているのが、「CRAFT BEER MARKET（クラフトビアマーケット）」（運営ステディワークス、代表取締役 田中徹氏）の9番目の店舗となる新店「CRAFT BEER MARKET OTEMACHI（クラフトビアマーケット オオテマチ）」だ。

日本の大手メーカーのビールよりも高価で、やや敷居の高いイメージのあったクラフトビール。そのクラフトビールを、“気軽に！ 楽しく！ 心地よく！”飲んでもらうことをコンセプトに、手頃な均一価格で提供することで一気に消費者の裾野を広げたのが「CRAFT BEER MARKET」だ。2011年の第1号店オープン以来着々と店舗数を伸ばし、今回の大手町店オープンに至った。「CRAFT BEER MARKET」で提供するビールは30種類の樽生クラフトビール（地ビール）。グラス480円、パイント780円。その点は全店で共通しているが、9店と店舗数を伸ばしてもお客に飽きられずますます人気を高めている秘密は、料理の充実と、1店1店で異なる、それぞれの個性にある。

1店舗目の虎ノ門店は肉を中心とした料理、続く神保町店はローストチキン、淡路町店は窯焼きクラフトピッツァ、三越前店は日本の郷土料理、高円寺店は炭火焼フレンチ、神保町店は燻製イタリアン、吉祥寺店は琉球チャイニーズ、仙台国分町店はシーフードBBQ、というふうに、各店で異なる料理のテーマや看板メニューを設け、それぞれに個性を持たせている。また、各店のスタッフ自身がやりたいと思うこと、スタッフとお客のコミュニケーションから得られるお客の要望によって、その店ならではのコンセプトや、ビール・料理のラインナップが作り上げられていき、それぞれの店舗に異なる魅力が生まれているのだ。

大手町店のテーマはメキシカン。アメリカで人気のメキシコ料理のスタイルがイメージの元となっている。メキシコ料理といえばサルサソースやタコスばかりの印象があるが、アメリカでは新鮮な野菜を豊富に使ったサラダ感覚に近いメキシコ料理が好まれ、味付けも豊富なスパイスやハーブ、酸味などを組み合わせた繊細な味わいが楽しめるという。大手町店ではさらに、このスタイルのメキシコ料理をクラフトビールに合うようアレンジ。契約農家直送の新鮮な野菜をふんだんに使い、この店だけの“クラフトビアマーケットスタイルのメキシカン”を提供する。ランチはサラダバー（900円、プラス300円〜400円で肉、200円でトルティーヤを追加できる）をメインとしたラインナップ。このエリアに集まる外国人ワーカーにも好まれる構成となっている。

店内とテラスは立ち飲みをメインに構成され、思い思いの使い方で楽しめるよう工夫したカウンターも設置。酒もクラフトビールのほかにテキーラやオリジナルマルガリータが用意され、大手町店は「CRAFT BEER MARKET」の中でも一段と賑やかで陽気な店になりそうだ。「毎回必ず新しいことにチャレンジし、常に変化を求め、次につなげたい」と語る田中氏。2020年までに都内20店舗、ほか10店舗の計30店出店をめざし、2014年からはビールと音楽を楽しむビアフェス「CRAFTROCK FESTIVAL」も主催。今後はビールの自家醸造、海外進出と、田中氏の眼差しはさらにその先のステージを見据えている。

店舗データ