飲食店・レストランの“トレンド”を配信するフードビジネスニュースサイト「フードスタジアム」

ヘッドライン

新橋にフィリップモリスのテスト店鋪となるビアパブ「The Rockwell(ザ・ロックウェル)」が7月13日オープン! 空調管理強化された店内で、1000円前後で飲めるパブ

前面を開放することで、屋内外の隔たりのない4名席ができる
フィリップモリスのテスト店鋪として、店外・店内でたばこの販売やサンプリングなどを行なう
29席の店内には、スポーツ観戦やイベント利用ができるように、大きなモニターと音響設備を設けた
フロントスタッフの堀井功喜氏

(取材=虻川 実花)


7月13日、並木通り沿い入口交差点角地にビアパブ「The Rockwell(ザ・ロックウェル)」がオープンした。経営は、たばこなどの小売販売なども手掛けるナインスターズオフィス。代表の岩井憲司氏は同店の出店について次のように話す。「これまでたばこ屋を運営していたことから、フィリップモリスジャパンにたばことアルコールが楽しめる店の企画を持っていき、サッポロビール・バカルディの協力のもと、ロックウェルの出店が実現しました。コンセプトは空調管理された店鋪と、たばこ物販店の融合。ですので、当店は、フィリップモリスのテスト店鋪として位置づけています」。 嗜好品である酒とたばこが楽しめる店としてオープンした同店。もちろん、たばこを吸わない人にも楽しんでもらえるよう、14.5坪ながら強力な空調設備を配置した。たばこの煙、匂い、さらには気圧や気温調整など、吸う人吸わない人が心地よい空間となるよう、設計士と造り込んだという。「禁煙、健康志向の高まりにより、消費者は嫌煙傾向に流れています。完全禁煙の店も増えてきましたが、店側が吸う人吸わない人に配慮し、副流煙対策をすることで、両者に配慮した店づくりができると考えています」と岩井氏。現在、同店の喫煙者率は7~8割だが、非禁煙者の取り込みもできている。 同店の売りはビールとモヒート。ドラフトビールは、まだ店鋪での導入が少ない「エビス プレミアムミックス」(500円)や「白穂乃香」(550円)をはじめ5種類を用意する。プレミアムミックスとは、エビスビ―ルとエビスプレミアムブラックを5対5でミックスしたもの。専用サーバーから注ぐクリーミーなカプチーノ状の泡が特徴だ。また、ボトルビールは、ドラフトビールとはバリエーションの異なるエール系ビールなどを配置し、ドイツ「ベックス」やイギリス「オーガニック・ハニーデュー」など9種類を750円均一で提供する。モヒートは、定番の「バカルディ モヒート」(700円)のほか、「パッションフルーツモヒート」「マンゴモヒート」「ピーチモヒート」(各750円)と、フルーツを合わせた爽やかで飲みやすいものを揃えている。 パブとは言え調理にも注力したメニューは、「チェダーチーズポテトフライ」(450円)、「2種のチーズフライ」(550円)などのフライから、「5種ソーセージ盛りwithマッシュポテト」、「ジョーズのフィッシュ&チップス」(各650円)など小腹を満たす一品を15種類前後効果的に入れ替えし、軽くつまめるメニューとして訴求する。 「周辺には予約をして食事するお店が多いです。そのため、当店は0次会から2~3次会利用できる店にしたいと考えています。一人でも軽く休めるお店ですね。店前を開放することで入りやすい雰囲気にし、ビール2杯とつまみで、1000円前後で楽しめるようにしました。予定では9月よりランチの提供と、ティータイムのカフェ展開を考えています」と岩井氏は話す。企業としての展開については、同業態のビジネスモデルの確立を検討しているという。「たばこの小売販売を行なっているので“たばこ屋の生き残る道”として、このビジネスモデルを確立させていきたいと考えています」(岩井氏)。単なるビアパブにとどまらない業態の輩出で、次の展開も視野に入れている。

店舗データ

店名 The Rockwell(ザ・ロックウェル)
住所 東京都港区新橋1-11-3 岩井ビル1F

 >> GoogleMap見る

アクセス 東京メトロ銀座線新橋駅より徒歩1分
電話 03-6228-5770
営業時間 17:00〜24:00(フードL.O.23:00、ドリンクL.O.23:30)
定休日 日祝
坪数客数 14.5坪 29席
客単価 1000円
運営会社 有限会社ナインスターズオフィス
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

ヘッドライン一覧トップへ

Uber Eats レストランパートナー募集
Copyright © 2014 FOOD STADIUM INC. All Rights Reserved.