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際コーポレーションが、銀座コリドー街に新業態となる本格窯焼きナポリピッツァの店「nero/occhi (ネロ・オッキ)」を、6月24日にオープン!

店のテーマカラーである“黒”のストライプのルーフがシックなnero/occhiの外観。
窯の水分を飛ばすため、オープン前の1週間24時間ずっと薪を燃やし続けた本格的なピッツア窯。
ナポリピッツァ特有のもっちり感がたまらない!定番の「マルゲリータ」(1680円)。
新店舗を出すごとに飲食業界に新風を巻き起こす、際コーポレーション代表の中島武氏。

(取材=中條 美咲)


際コーポレーション(東京都目黒区、代表取締役:中島武氏)は、元々同社が銀座コリドー街にある1~2階店舗で展開していた中国料理「胡同文華(フートン マンダリン)」の1階部分をリニューアルし、新業態となる本格窯焼きナポリピッツァの店「nero/occhi(ネロ・オッキ)」を、6月24日にオープンした。同時に、中国料理の「胡同文華(フートン マンダリン)」も、料理のラインアップを充実させ、バージョンアップした形で、6月23日、同店舗2階部分に、リニューアルオープンを遂げた。屋号となっている「nero/occhi(ネロ・オッキ)」とは、“黒い瞳”を意味する。今回店舗のリニューアルに伴って、新設した窯は、オープンの1週間前から24時間薪を燃やし続け、店名と同様黒スタイルに仕上げている。「世相から、街には廉価業態が溢れている中、その閉塞感を打ち破るような、華やいだ気分で食事出来る店を作りたかった」と代表の中島氏は話す。この店には、女性も男性も、若者もおじさんも、たまには楽しくシャレた気分になってほしいという思いが込められている。決してカジュアルさを訴求する訳ではなく、居心地の良さを追求しているのだ。今回の店舗作りは、大きな空間で、元気になってもらえるような本格的ピッツェリアを出したいという発想が起点となっている。現状、際コーポレーションが展開するイタリアンは、17店舗。そのうち4店舗が薪釜を完備し、神楽坂の「HIDE MARGHERITA(ヒデ マルゲリータ)」を始め、順調に推移しているという。「その中で、南イタリアの飾らないシンプルな美味しさを出したくて、ナポリまで料理の勉強をしに行ったんですよ。」と中島氏は話す。現地では、ピッツェリアというくくりにとらわれず、トラットリアでもピッツェリアが展開されていたりと、ピッツァ以外のメニューも充実している店が多い。そのため、今回の店でも、ピッツァを看板メニューとしながらも、イタリアの前菜や小皿料理から肉料理、魚料理、パスタ、リゾットまで、幅広いメニューを楽しめるようになっている。「イタリア人やヨーロッパの人達にも、良いと思ってもらえる店が作りたかったんですよ。」(代表中島氏)おすすめメニューは、なんといっても35種類が揃う窯焼きピッツァ。生地は、ナポリピッツァ特有のもっちり感を出しつつも、長期熟成タイプの「サッコ・ロッソ」という粉を使用することによって、薫り高く、さくさくに仕上げられている。品揃えは、定番のトマトソースがベースとなってモッツァレラチーズとバジルがトッピングされた「マルゲリータ」(1680円)やトマトソースベースでバジルとガーリック、オレガノがトッピングされた「マリナーラ」(1580円)、リコッタチーズがトッピングされた珍しいピッツァ「ピッツァコリドー」(2000円)などだ。他にも、窯焼きの肉料理の「窯焼き 骨付き豚のグリル」(2680円)や「窯焼き 骨付き仔羊ロースト」(2480円)、「窯焼き 丸鶏のオーブン焼き」(2480円)もおすすめ。2階の中国料理「胡同文華(フートン マンダリン)」では、従来からリーズナブルに食べられることで好評だった「北京ダック」(一羽5600円/半羽2980円)に加え、ここでも窯を新設したことによってメニューの充実が図られている。「酔っぱらい肉の窯焼き」と題して、自家製窯で、老酒や香草に漬け込んだ牛肉(2800円)や羊肉(2200円)、豚肉(1800円)、鶏肉(1600円)を、豪快に時間を掛けてこんがり焼き上げている。そうすることで、肉本来の甘みが凝縮して、旨みが引き出されるという。また、「自慢の手打ち餃子」は6色のメニューに分けられているのがユニークだ。茶の「フェンネル羊肉餃子」(650円)、黒の「黒竹炭と牛肉餃子」(750円)、白の「モッツァレラ、チーズ餃子」(750円)、赤の「海老トマトセロリ餃子」(750円)、黄の「南瓜、豆、カレー餃子」(650円)、「青菜ニラ豚肉餃子」(600円)と6色を取り揃えており、「彩り六種餃子」(780円)で6種を一皿で味わうこともできる。近隣に勤めるオフィスワーカーや新橋に集まる奥様方を取り込み、1階の「nero/occhi(ネロ・オッキ)」で月商2000万円、2階の「胡同文華(フートン マンダリン)」で月商1800万円を目指す。今後の展開では、従来際コーポレーションの核となってきた中国料理業態と合わせて、イタリア料理も積極的に出店していく考えだ。イタリア料理を展開していることによって、より良い人材が集まり、スタッフが強化されてきたためだ。「際コーポレーションは、ちゃんとしたイタリア料理を作っていると業界で良い評価を得ることで、それが料理人に浸透する」と中島氏。そして、「なるべく肩に力を入れずにやりますよ」と、最後に意気込みを語った。「この時代だからこそ、おしゃれして出掛けられる本物志向のレストランを」と、業界のリーディングカンパニーが、また一つ礎を築いている。

店舗データ

店名 nero/occhi(ネロ・オッキ)
住所 東京都中央区銀座8-3 銀座コリドー街1F

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アクセス JR・地下鉄新橋駅より徒歩2分
営業時間 月~金曜11:30~翌3:00(L.O.翌2:00) 、土日12:00~22:30(L.O.21:30)
定休日 無休
坪数客数 92.5坪・118席
客単価 ランチ1200円、ディナー4000円
運営会社 際コーポレーション株式会社
関連リンク 際コーポレーション
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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