通も唸らせる名ワインバー「ワインハウス南青山」がリニューアル。セラーとつながる個室を新設！すしや焼鳥の「八兵衛」など展開するフーズ、二代目社長による新展開

10年にわたり愛される名ワインバーがリニューアル

地下への階段を降りると、壁一面にワインボトルが並ぶ別世界。青山で名ワインバーとして知られる「ワインハウス南青山」。運営会社のフーズは22年前、アメリカ出身の周 永泉氏が六本木に「遊牧」（再開発により現在は閉店）をオープンし創業。2020年、周氏の逝去により、二代目・鈴木丈治氏が代表に就任。現在は「八兵衛」「とり秀」など多彩な業態を都内に７店舗を展開する。

現在25歳の鈴木氏。「今後も店舗を増やしていきたい」と意欲的だ。まずは開業10周年を迎える「ワインハウス南青山」のリニューアルに着手。もともとシガーバーとしての側面もあった同店だが、昨今の受動喫煙防止法によって店内を禁煙にすることになり、改装を行って新しい利用シーンを打ち出した。シガーを楽しむ個室だった場所はワインセラーへとつながる３つの個室に生まれ変わった。うち２室は可動式の扉でつながっており、連結して大人数のパーティーなどにも対応可能だ。「週末は個室のニーズが強く、すぐに埋まってしまいお断りすることも多かったので、これで取りこぼしも防げます」と鈴木氏。

表参道駅から徒歩3分の地下1階。同ビルの1階には系列の「すし八兵衛」が営業する

ボトルがずらりと並ぶ圧巻の店内。カウンターでの少人数の利用から、結婚式などのパーティー利用も可能だ

店舗データ