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品川区・中延に「みよし屋」がオープン。雑誌編集者が3代続いた実家の蕎麦店をタコス店へリニューアル。世代や性別を超えた様々な人が交わる店を「編集」する


料理のテーマは「ちょっと新しくて、日本人の舌にも馴染みやすいもの」

料理の監修は、以前から交流がある料理ユニット「and recipe」の山田英季氏に依頼した。「みよし屋」のタコスは、とうもろこし粉を使用したソフトシェル。生地は阿部氏の父が使用していた蕎麦のこね鉢でこねている。具材は「カルニータス」(418円)や、「フィッシュ」(418円)、「ベジタブルミックス」(418円)など、肉・魚・野菜の3ジャンルで計6種を展開。現在も山田氏とメニュー開発に取り組んでおり、随時新メニューが登場するという。このほか、「おそうざい」として「牛もつのトマト煮」(660円)、「ズッキーニのトルティージャ」(715円)、「カリーヴルスト」(550円)など多国籍な1品料理も揃える。もちろん、どのメニューもテイクアウト可能だ。「おそうざい目当ての人がタコスを食べてみようかなと思ってくれたり、タコスを食べに来た人が雑貨を買ってくれたり、雑誌のように第1特集、第2特集を組むことで、興味がなかった分野にも目を向けてもらうきっかけにたら」と阿部氏。全体的に日本人の舌に合う味付けを意識しており、タコスの本場メキシコのカルニータスは豚肉をラードで煮ることが多いが、同店ではオレンジなど柑橘果汁にマリネした豚肉を3時間かけて焼き上げるなどの工夫をしている。

アルコールは、生ビールをサッポロ黒ラベル(440円~)、逗子のブリュワリー「ヨロッコビール」のクラフトビール(660円~)をはじめ、缶入りクラフトビール各種、「レモンサワー」(660円)、「ハイボール」(660円)など。ソフトドリンクも「ブラックコーヒー」(385円)、「レモンソーダ」(385円)、「瓶コーラ」(330円)などを揃える。

自慢のタコス。写真奥から時計回りに「カルニータス」、「チキンタコス」、「ベジタブルミックス」

ドイツ発「カリーヴルスト」。極太のソーセージにカレー風味のサルサをトッピング。ビールに合わせたい

店舗データ

店名 みよし屋
住所 東京都品川区西中延3-5-17

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アクセス 中延駅から徒歩5分、荏原中延駅から徒歩8分
営業時間 平日11:30~14:30、17:00~22:00 土日 11:30~22:00
定休日 火曜
坪数客数 11坪18席+立ち飲み6席
客単価 ランチ1200~1500円、ディナー2000~3000円
運営会社 有限会社みよし屋
オープン日 2023年5月10日
関連リンク みよし屋(Instagram)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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