飲食店・レストランの“トレンド”を配信するフードビジネスニュースサイト「フードスタジアム」

ヘッドライン

LIVE CREATEが「小料理屋RUKA」と「炭火焼肉ARATA」を同時オープン。同社にとって初挑戦の和食と焼肉、同一エリアに幅広い業態を揃えてより存在感を強める


デザインコンセプトは「北欧人がロンドンに創った小料理屋と日本式焼肉屋」

「当社が麻布十番・六本木エリアに限定して出店を続けるのは、地域のお客様に対し徹底的に向き合う経営を理念としているからです。当社は創業から『街を彩る』をテーマに得意分野だった洋業態を中心に、これまで7店舗6業態を立ち上げてきました。次にどの業態を立ち上げるかについては、物件とタイミングで最終判断をする方針で今までも決めてきたので、順番的に和食と焼肉を準備していたわけではなく、今回の物件とタイミングを総合判断し、ドミナントエリアの根強い顧客様の回遊性と新しいお客様の層を獲得することに重きを置いた結果、今回は和食と焼肉の業態を選んだ」と齋藤氏は話す。

店内は中央に配された厨房で空間を2つに隔てて、入って左側を「小料理屋RUKA」、右側を「炭火焼肉ARATA」にゾーニング。両店ともにオープンキッチンを囲うカウンター席やテーブル席を配置。地域柄、著名人などの利用も多い為、個室も合計で3室備える構成だ。これまでの店舗はデザイナーとの共創で内装デザインしてきたが、今回はデザイナーを入れずに前代表の髙瀬篤志氏がゼロから手掛けた。「北欧人がロンドンに創った小料理屋と日本式焼肉屋」というデザインコンセプトから膨らませていったという。素地のコンクリートや石膏ボードをそのまま壁面に使い、鉄骨も剥き出しのまま、木材と和紙を織り混ぜた基礎をベースに、随所に日本、英国、北欧のアートや伝統工芸品をさりげなく散りばめている。これまで同社では照度を落とし大人の雰囲気で艶のある店舗デザインが多かったが、今回は幅広い層が利用しやすいよう白を基調にポップで明るい雰囲気を打ち出している。BGMにはU Kロックや三味線をかけ、トイレ内ではスウェーデンのラジオを流しているのも面白い。

店舗は創業者の髙瀬篤志氏がゼロからデザイン。2つの厨房は中でつながっており、ドリンク提供のバーは両店共通となっている。写真は「小料理屋RUKA」の様子

「炭火焼肉ARATA」の様子。各テーブルに銅製の炭火七輪を置く。「小料理屋RUKA」とは少し違った雰囲気になっている

店舗データ

店名 小料理屋RUKA(るか)、炭火焼肉ARATA(あらた)
住所 東京都港区東麻布3-10-5 OAKWOOD HOTEL&APARTMENTS AZABU TOKYO 1F

 >> GoogleMapで見る

アクセス 麻布十番駅から徒歩2分
電話 RUKA:03-6441-0806、ARATA:03-6441-0311
営業時間 RUKA:11:30~15:00(フードLO14:30、ドリンクLO14:30)17:30~23:30(フードLO22:45、ドリンクLO23:00)ARATA:17:30~翌3:30(フードLO翌2:45、ドリンクLO翌3:00)
定休日 無休(年末年始、お盆を除く)
坪数客数 各店約20坪、RUKA:32席、ARATA:42席
客単価 各店6000~7000円
運営会社 株式会社LIVE CREATE
オープン日 2021年11月12日
関連リンク LIVE CREATE代表交代インタビュー(記事)
関連リンク LIVE CREATE(HP)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

ヘッドライン一覧トップへ

Uber Eats レストランパートナー募集
Copyright © 2014 FOOD STADIUM INC. All Rights Reserved.