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学芸大学に「目黒 三谷」がオープン。芝浦で仕入れる朝挽き肉がウリの炭火居酒屋、DDやオーイズミフーズ、TBIを経験した若手オーナーの創業店

2023年12月29日、学芸大学に「目黒 三谷」がオープンした。運営はsouzou(東京都目黒区)、代表の曽我翔太郎氏は学生時代に「牛角」やダイヤモンドダイニング、オーイズミフーズでのアルバイトを経験し、新卒ではTBIに入社。コロナ禍による消費者の嗜好の変化を“好機”ととらえ独立した。毎日芝浦から仕入れる朝挽きの肉をウリにした炭火焼き居酒屋だ。


高校時代から飲食店でアルバイト。新卒で入ったTBIではビジネス感覚を養う

学芸大学駅から徒歩1分、駅西口の商店街で抜群の視認性を誇る角地にオープンした「目黒 三谷」。もともと「サンヤ靴店」という昔ながらの商店だった築80年の二階建て物件で営業する。

運営のsouzou代表の曽我翔太郎氏は現在30歳、隣駅の祐天寺の商店街にある自転車店を営む家に生まれた。高校時代、「牛角」の祐天寺店でアルバイトしたことをきっかけに飲食業の魅力に触れ、大学に進学するとダイヤモンドダイニングでアルバイトを開始。アルバイトながらも業態立ち上げに携わり、社内の接客コンテストでは全国3000人のアルバイトの中から6位に輝いたこともあるという。その後は転居にともないオーイズミフーズでアルバイトをした。

大学3年の時、縁あって業務委託でバーを三宿で営むことになるが、経験やリサーチ不足により失敗に終わる。「いつか独立したいという思いはありましたが、バーでの苦い経験から、まずは一度、どこかに就職して学ぶ必要なあると考えました」と曽我氏。そこで門戸を叩いたのが居酒屋を展開するTBIだ。「今までアルバイトしてきた飲食店は、お客様第一を軸にしていた。ところがTBIは考え方がまるで違う。まず家賃があり、それに対して売上をどう立てていくのかという考えでした。ここでビジネスとして数字を出していく考え方や手法を学ぶことができました」と話す。入社して3年ほど、25歳の時には同社子会社のナンバー2に抜擢。「当初は5店舗だった店舗数を1年のうちに20店舗まで伸ばし、年商20億円の企業にしました。扱う数字もこれまでとはケタ違いで、これもいい経験でした」と振り返る。

2019年、子会社含め計6年を務めたTBIを退職し、その子会社の代表とともに会社を立ち上げる。そこでは居酒屋の展開からスタートし、コロナ禍ではラーメン店やカフェといった非アルコール業態も出店した。

視認性抜群の好立地で、地域で話題になっているほか、同業者からは「一体誰がやっている店なんだ」と注目を浴びている。大きな看板はなく、InstagramのQRコードの紙を貼ったのみ。そのInstagramもフォロワーは2か月足らずで1000人を超える勢いだという

店舗データ

店名 目黒 三谷
住所 東京都目黒区鷹番3-14-6

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アクセス 学芸大学駅から徒歩1分
電話 03-6312-2261
営業時間 【月~金】18:00~24:00【土日】18:00~翌2:00
定休日 不定休
坪数客数 8坪14席
客単価 5000円
運営会社 株式会社souzou
オープン日 2023年12月29日
関連リンク 目黒 三谷(Instagram)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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